宙に浮いた話

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わたしが小学校1年生だった下校時のことです。

帰り道を友人と歩いていて、強い風を感じました。

気がつくと、友人と2人して電線のあたりまで体が浮いてしまっています。

このままでは空の高いところまでどんどん上がってしまうと、あわてて2人で手をつなぎました。

子どもの軽い体重でも2人分の重さがあれば、下に降りられるのではないかと、とっさの判断でした。

無事、地面に着地することができて、事なきを得ました。


大人になってから、この話を知人にしたところ、子どもの頃に、空を飛んだという人はわりと多いと聞きました。

わたしは出会ったことがないのですが、同じような経験をした方がいらっしゃるのか気になります・・・


そして、わたしが宙に浮いた場所ですが、今もそこを通るたびに当時のことを思い出します。

ちょうど横断歩道上でした。

隣には立派なお寺があります。

立地も関係していたのかもしれないですね。







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