デジタルマーケティング業界で年収1000万円に到達する市場価値の高い人材になるための方法

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ビジネス・マーケティング
この記事は、私自身が実践したデジタルマーケティング業界に20代後半・年収214万・未経験で転職。その後、年収1000万超に至ったキャリアアップの方法を紹介する記事です。

有料記事になりますが、前半の市場価値を高めるための基本的な考え方の部分は無料公開しています。もし、興味を持たれた方は無料部分だけでもお読みいただけると幸いです。

私は、過去に人材業界に身を置いていたことがあり、その時期に様々なビジネスパーソンの職務経歴と年収相場やキャリアの考え方を知る機会に恵まれました。

世の中は本業に真剣に向き合っていても、残酷ですが年収1000万超になる人と、500-600万に留まる人に別れます。その差は何なのか。当時の私も含めて本業を頑張る傍らで、モヤモヤと悩み続ける人がいるのも事実です。

そんな私は、最初からGAFA入れるようなエリートではなく、日系中小企業に新卒で、なんとなく就職して20代後半まで年収214万円。その後、ご縁がありデジタルマーケティング業界へ未経験転職。その後、運良く波に乗れたことで日系大手メガベンチャー、外資系企業、日系中小企業の要職を経験。決して順風満帆とは言い難いですが、紆余曲折の末、人生が好転していきました。

本記事は、当時の私の身を粉にして頑張っても思い描く年収に手が届く気がしないモヤモヤを抱きながら、いつか見えるであろう暗闇からの光の出口を探し続けて得た実践による学びを他の人にも実践いただけるように体系化したものになります。

このあとの本題で書いてあること、ないことを整理すると以下のようになっています。

■本記事に書かれていること
・未経験から年収1000万超を目指すためのデジタルマーケティング業界におけるキャリアルート
・年収1000万に到達した私自身のズラシ転職の事例
・キャリアの落とし穴を回避する方法

■本記事に書かれていないこと
・転職活動自体の具体的なノウハウ
・転職エージェントの選び方

このあとの本題は、デジタルマーケティングの労働市場において市場価値と、年収を上げていくための考え方を表現しているので、本業に向き合うことを前提にしています。簡単に稼げることを期待する方にはお応え出来ない内容になっていますので、ご了承ください。


年収を高めていくキャリア形成

大きく2種類
まず整理すると、キャリアには天才型キャリアと、平凡型キャリアがあります。スポーツや芸術、ビジネスどの世界においても一握りの天才は存在します。何かを突き詰めて努力したことがある方はわかると思いますが、努力では超えられない一線が存在します。

天才は天才なりに努力をして、平凡には手が届かないところにいってしまいます。私自身含めて、平凡はどこまでいっても平凡です。

そんな大多数の平凡の中で頭一つ抜け出すには、正しい努力を戦略的に実行していく事がキャリア形成に繋がります。


頭一つ抜け出すための平凡型キャリア形成

①希少性がある専門性
労働市場の需給バランスを考えた「希少性」へのこだわりが大切です。一般的に希少性のある専門性を獲得するためには複数の分野を掛け合わせることで可能です。

私がこれまでみてきた専門性をかけ合わせて希少性を出している人は、普通は分業する専門的業務を一人でできる人たちです。天才のように突き抜けた「高い」希少性がなくても、希少性を出すことができます。

例えば「技術がわかる営業」、「AIがわかる企画者」、「統計学がわかるデザイナー」など。
あとは、対人関係が苦手な人が多い専門家を束ねることができる「マネジメントもできる専門家」も同様です。


②希少性がある役職経験
実力と役職は相関しますが、専門職と比較するとビジネス職においては、実力を客観的に図ることは難しく、一定レイヤー以上においては実績が何よりモノを言います。

転職市場においては一度執行役員を経験すると次も執行役員で転職できます。これは、ビジネス職は、これまでの実績とポジションで評価されるためです。チームリーダーよりも課長。課長よりも部長。部長よりも本部長。本部長よりも役員。といった様に、より上級の役職と、年齢の掛け合わせでも希少性が作れます。


高年収業界かつ、大手企業を選ぶことの重要性

どこにいるかで年収は決まります。裏を返すと、環境選びを間違えると希望年収には届きません。

本気で年収を上げたい人は、高年収業界へ未経験でも飛び込む必要があって、今いる業界内で、一生懸命に成長を追求し続けても、その先に望む年収が待っているか見極めが必要です。    

高年収業界は、通信・金融・商社・IT・コンサル・広告といったあたりで、高年収レンジの企業が含まれる傾向にあります。飲食やサービス業界は相対的に低年収にあります。
未経験転職で飛び込むには、30歳前後が限界です。
20代と比較すると体力や思考の速さ、吸収力についていけないため、採用側からすると低年収で伸びしろが多い20代を選択したがります。年齢的にも、28-32歳であれば年下または同年代が上司というケースも往々にして考えられるので、入社後にこういったコンプレックスと向き合える覚悟も必要です。私は、ある意味、割り切って心の整理をしていました。

戦略的に高い年収を狙っていくのであれば、年収の高い業界で需要のある希少性がある職種を狙っていくのが王道です。

本著の執筆時点では、DX熱の高まりから、デジタル人材は需供バランスが崩れて、売り手市場バブルとも言える状況。経験者は希少性があるとみられています。


デジタルテクノロジーから次のキャリアを考える

ガートナー社が定期的に発表している「ハイプ・サイクル」が1つ参考になります。

私は、メタバースやAR・VRも6Gが来る2030年頃に芽が出始めるのではないかと考えています。メディアの情報を鵜呑みにせず、焦らず新しいモノに飛びつかず、タイミングを見極める力量も大切になってきます。

デジタル人材の売り手市場の波に乗り続けるには、テクノロジーのトレンドをおさえて、自分で触ってみて理解していくことが平凡キャリアの形成において、新たな掛け合わせ要素にしていけるチャンスとも言えます。



年収1000万円に到達するため3つの選択肢

どこを目指すかで動き方が変わってくるため、1つ1つご説明していきたいと思います。
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