こんにちは。
パソコンの調子はいかがですか(笑)
今回は、パソコンを買い替えた場合のデータ移行についてお話します。
市販のデータ移行ソフトを利用すれば、一番簡単にデータ移行は出来ますが、
出来るだけ安くすませたい、という場合は、面倒ですが自分で移行データを
しなければなりません。
データ移行のお手伝いも何度もやらせて頂いてますので、チェック観点として参考になれば幸いです。
余程、こだわったファイル保存をしてなければ、用意する移行ファイルは
1.デスクトップ上のファイル
2.ドキュメントフォルダ内のファイル
3.ピクチャ、ビデオフォルダ内のファイル
4.個人的に特定の場所に保存してあるファイル
5.メールデータ
(以下、忘れがちなファイル)
6.ブラウザのお気に入り(ブックマーク)
7.ユーザー辞書ファイル
だいたい、このあたりかなと思います。
1~4番までのファイルはご自分でも保存場所はわかると思いますが、
5~7番のファイルがどこに保存されていて、どうやって準備すればいいか、分からない方も多いと思います。
以下のファイルは、隠しフォルダにあることが多いため、まず準備として
「スタート」ボタン(Windowsのマーク)を右クリックして、
「エクスプローラー」を選択
「表示」をクリックし、右にある「オプション」をクリック
さらに「表示」タブをクリックして
「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」を
クリックして、「適用」ボタンを押してください。
すると、これまで隠れていたファイルやフォルダが半透明で表示されます。
「OK」ボタンを押してオプション画面は閉じてください。
次にデータ移行用のフォルダを作成し、そこに移行したいファイルのコピーを保存します。フォルダの作成場所は任意ですが、Cドライブの直下に作成すると分かりやすいかと思います。
・メールデータの移行ファイルの準備
Outlookの場合:C:\Users\ユーザー名\Documents\Outlook ファイル内の~.pstファイル
Thunderbirdの場合:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles
(通常では、Appdataフォルダが見つかりませんので、エクスプローラを開いて、「表示」をクリックして、「隠しファイル」のチェックを入れればOK)
・ブラウザのお気に入りの移行ファイルの準備
MicrosoftEdge:右角にある「…」を押して「お気に入り」をクリックして
さらに「お気に入り」側の「…」を押して「お気に入りのエクスポート」をクリックして任意の場所に保存させます。
Google Chromeの場合:右角にある「…」を押して「ブックマーク」をクリックして「ブックマークマネージャ」をクリックします。
下側の「…」をクリックして、「ブックマークをエクスポート」をクリックして任意の保存場所にファイルを保存します。
・ユーザー辞書ファイルの準備
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\IME\バージョン番号\IMEJP\UserDict フォルダを開きます。
「imjp15cu」(15はバージョン数字のため違う場合もあります)というファイルをコピーして、任意の保存場所に貼り付けます。
以上のファイルを先ほど作成したのデータ移行用フォルダに保存すれば、移行の準備が出来ます。
簡単なのは、USBメモリを用意して、「データ移行用」フォルダをまるごとコピーして、新しいパソコンへ該当するフォルダへそれぞれ貼り付ければOKです。
他にもデータ移行方法として、古いパソコンの「データ移行用」フォルダを「共有」設定して、新しいパソコンからそのデータ移行用フォルダへアクセスできるようにする方法もありますが、手順が多くなるのと、アクセス出来ない
場合の対処がまた大変ですので、USBメモリーや外付けストレージなどでコピーするのが簡単かと思います。
また、上記の共有方法については、別途記事を書こうと思います。