ースタジオ業界のリアルー

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音声・音楽
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はじめまして。

ブログに目を通していただきありがとうございます。

唐突ですが問題です!


ダダン!

Q.スタジオミュージシャンの手元に録音する楽譜が届くのはおおよそいつ頃でしょうか?

①-③からお選びください

①1か月前
②1週間前
③前日又は当日


シンキングタイムスタート






チッチッチッチッチ







正解は・・・・








③前日又は当日!!



もっと正確に言うと、

前日に貰える場合は天国で、殆どの場合が当日に譜面を見ることになります。

ここである意味問題となって来るのが、

スタジオプレイヤーは
初見能力が高い猛者が勢ぞろいしているという点です。

例え当日に譜面を渡されたとしてもすぐにある程度対応できてしまう事です。

例えばこういった譜面を当日現場で渡されます。
難しさで言うと★★★☆☆といったところでしょうか

BPM180
IMG_0738.PNG

1つの楽曲を録音する際の流れは以下の通りです。

全体確認の為にまず1度通して合わせる(曲によっては省略されます)
録音(1度で終わることが多い)
何かあればリテイク(無いことが多い)

確かにスタジオプレイヤーは初見能力が高い猛者が勢ぞろいしています。
ですがそれでも限界があります。

先ほどある程度と述べました。
上記に示した状況で、音程やクオンタイズを完璧にハメようとするのは至難の技であり、実際のところ現場でもそう上手くはいっていません。

ですが驚く事にリテイクはほとんど行われないのです。

なにせ収録方法も弦楽器は全部まとめて収録するのが常で、誰かが多少音程を外したところで現場では殆ど誰も気が付きませんし(基本何かミスがあれば自己申告制)実際その音が残った状態でオンエアされているという事がしばしば起きます。

なぜこのような事が起きてしまうのかというと、弦楽器という楽器は性質上人数が多くなる分(管楽器やバンドと1対1だと音量が絶対に負ける)
個人の責任が薄くなっている点にあると私は考えます。

例えばトランペットやフルートがミスをすると、誰がミスをしたのかは一目瞭然です。(いじわるな人だとミスをした人の方をじーっと見つめます。)

しかし弦楽器は違います。

自分ができていない部分が一か所あったとしても、同じ音を担当している他の誰かがきっとうまく弾いてくれている。

そんな潜在意識がどこかにあるのではないでしょうか・・・

さて、話が長くなって参りましたが、
譜面は当日に渡される
ことがしばしばあり
収録時間も非常に短い
プレイヤーが解散してしまった後にやっぱりここを撮り直したいなどと思っても手遅れであり、そういう状態で世に出た音源を確認すると中にはおや?と感じる音源が存在します。

音程すらあっていない音源が事実として存在しているのです。

プロなのだから納得のいく音源を納品すべきです。
ですがそうでない音源が世に出てしまっているのは事実なのです。

※あくまで個人的な意見ですが

実際心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はっきり言って
クオリティに納得がいかないまま仕事を終える事が辛いのです。

せめて自分の音だけで作りあげる音源はとことん納得がいく形でお届けしたい。
共により良い音楽づくりのお手伝いをさせていただきたい。
そういった思いからサービスの提供を開始しました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
少しでも興味を持っていただけた方は是非1度ご連絡ください。

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ご連絡をお待ちしております。








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