リハビリに5000字超えのブログ記事サンプルを書いてみました

記事
コラム
体調を崩してしばらくブログ記事の仕事をしていなかったため、人から「(赤ちゃんの)免疫 食事」というテーマを頂いて、リハビリのために書いてみた記事です。全角文字+半角文字合わせて5095字となりました。 
できればもうちょっと合間合間に箸休めとして画像を貼りたいのですが、今はひとまずここまでということで。


【赤ちゃん病気にならないで!栄養や生活、どう気をつければいい?】
赤ちゃんは病気にかかりやすいもの。深夜の突発的な発熱ともなると、親御さんは不安で仕方がありませんよね。普段の心がけで、赤ちゃんが病気にかかりにくくなってくれるなら、ぜひそうしたいものです。

そこで、この記事では、普段の離乳食や生活の仕方で赤ちゃんを守るため

★赤ちゃんの免疫力に役立つ栄養素
★赤ちゃんに病気をうつさないために役立つ豆知識

をまとめました。

離乳食といえば、手作り!と広い信仰があり、忙しい親御さんにはつらい現状です。赤ちゃんの離乳食は、普段の家事にプラスされると難易度が跳ね上がりますし、手作りだと、衛生面も携帯性も一定の質を保つのが大変ですしね。

なので、この記事では、ベビーフードや離乳食用冷凍食品をガンガン紹介していきます。小児科医の工藤紀子さんも『離乳食は作らなくてもいいんです』と自著でおっしゃっていることですし。

それでは、まず栄養素から紹介していきます。

★赤ちゃんの免疫力に役立つ栄養素
赤ちゃんの免疫力に栄養素に関しては、ビタミン・ミネラル他、8つが挙げられます。※

ビタミン類から1つずつ、その効能と、その栄養素を多く含む食べ物、おすすめのベビーフードを紹介していきたいと思います。

※この8つのうち、食物繊維以外は母乳を通して赤ちゃんにあげられるため、まだ母乳しか口にできない赤ちゃんには、お母さんがこれらの栄養素を意識して取って、母乳を通して赤ちゃんにあげてください。完全ミルクで、離乳食もまだの赤ちゃんについては、食物繊維以外の栄養素について、過不足なくあげられているはずです。離乳食が始まるまで、食物繊維は意識する必要はありません。そのため、『◯食物繊維』からお読みいただければお役に立てると思います。

◯ビタミンA
ビタミンAには、体の粘膜を健康に保ち、粘膜の抵抗力を高める効果があります。病原菌やウイルスは基本的に粘膜から入り込むので、ぜひ取りたいビタミンです。

ビタミンAを多く含む食品としては、豚や鳥のレバー、牛乳、乳製品、卵黄が挙げられます。もちろん、にんじんやかぼちゃ、芽キャベツなど緑黄色野菜にも多いです。

レバーのベビーフードはいろいろありますが、離乳食を始めようという頃なら、和光堂『かんたん!お湯で溶くだけ 手作り応援 鶏レバーと緑黄色野菜』などがお手軽でおすすめです。

野菜のベビーフードなら、生協に加入する必要がありますが、コープデリ『国産野菜で作ったなめらかキューブ 5種の緑黄色野菜&ほうれん草』が、Twitter上の親御さん方の間でとても評判がよいです。

生協への加入は面倒でしたら、和光堂『初めての離乳食 裏ごしにんじん』、やさしい食卓『はたらくママと、こどものための「おやさいパウダー」』(5種類あり、緑黄色野菜ではほうれん草、にんじん、かぼちゃ、トマトがある)などがお手軽でおすすめです。

◯ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンを含む体の軟組織を丈夫に保つ働きのほか、病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

11ヶ月までの赤ちゃんのビタミンC摂取量は、目安としては1日40mg、1歳でも必要量35mgです。なので、野菜を取っていれば離乳食に非常に気を使う必要はありません。

けれど、不安なら、離乳食にじゃがいもか、さつまいもを少し足してみましょう。どちらも、加熱してもビタミンCが壊れにくく、実は優秀なビタミンC供給源なのです。

お手軽なベビーフードなら、キユーピーの『ベビーフード かぼちゃとさつまいも(うらごし)』、『緑のお野菜とさつまいも(うらごし)』、または、コープデリの『国産野菜で作ったなめらかキューブ ほうれん草と小松菜&おいも(じゃがいもとさつまいも)』などがおすすめです。

離乳食後期なら、電子レンジなどで柔らかく蒸したブロッコリー(ゆでるとビタミンCが流れるので蒸すのがおすすめ)や、洗えばそのまま赤ちゃんにあげられるイチゴなどが優秀なビタミンC源です。

◯ビタミンD
ビタミンDは、骨や歯を強くする働きで知られていますが、実は、体内の機能性タンパク質を活性化させる働きがあります。

菌やウイルスを殺すカテリジンという抗菌ペプチド(ペプチド:小さなタンパク質の1種)を作らせたり、皮膚の上にβ-ディフェンシンという抗菌ペプチドを作らせたりという作用があるのです。

ビタミンDは、日光を浴びることでも体内に作られますが、昨今は、あまり外に出にくいので、食べて取ることを目標にしましょう。ビタミンDは、きくらげ・しいたけ・しめじなどのキノコ類、しらす干しなどに多く含まれます。

お手軽にベビーフードを使うなら、和光堂『栄養マルシェ しらすの雑炊』ピジョン『ベビーフード かんたん粉末野菜スープ』(しいたけが使ってある)などがおすすめです。

また、キノコ類をたくさん入れて大人用の出汁を作って、出汁だけ取り分けて赤ちゃんに飲ませる、というのも、わりあいに楽です。

◯ビタミンE
ビタミンEには、いろいろな効能がありますが、免疫力の観点から見ると、細胞膜を強くするという効果があります。このためウイルスが細胞の中に入り込んで、細胞に感染することを難しくするのです。

ビタミンEは主にナッツ類、小麦胚芽油、ひまわりの種、ベニバナ油などに多く含まれます。ただ、離乳食にこれらを使うのは難しいので、それなりにビタミンEを含む食材である、かぼちゃ・ほうれん草・ブロッコリー・小麦胚芽のパン、また、アレルギーの心配がなければ卵黄などから取ることをおすすめします。

お手軽でおすすめなベビーフードは、和光堂『はじめての離乳食 裏ごしかぼちゃ』『簡単!お湯で溶くだけ!かぼちゃとさつまいも』などです。

ビタミンAの項目で紹介した、コープデリ『国産野菜で作ったなめらかキューブ 5種の緑黄色野菜&ほうれん草』(かぼちゃとほうれん草入り)もいいでしょう。

また、朝ごはん本舗『赤ちゃんパン ベビーフード』(小麦胚芽入り)は、離乳食後期のつかみ食べ用ですが、フォローアップミルクなどでふやかしてパン粥にすれば、中期からも大丈夫かと思います。

◯亜鉛
亜鉛は、不足すると味覚障害が起こるミネラルで有名です。それだけでなく、近年、理化学研究所が、亜鉛は免疫細胞へ、免疫細胞の外の病原菌やウイルスの存在を知らせている可能性があるとの研究結果を発表しました。

そのため、亜鉛は免疫のために、外せないミネラルである可能性が高いです。あまり目立ちませんが、積極的に取り入れていきたい栄養となります。

亜鉛をダントツに多く含む食品は牡蠣、ついで豚レバーとパルメザンチーズなのですが、離乳食に取り入れやすい食品の中では、大豆製品(味噌や納豆、豆腐)や鶏レバーなどが亜鉛の多い食品となります。アレルギーに心配がなければ、卵黄もなかなか優秀です。

お手軽ベビーフードなら、赤ちゃん用のお味噌汁である、和光堂『簡単!お湯で溶くだけ!おみそしるのもと』、『はじめての離乳食 うらごし鶏レバーと野菜』、ピジョン『管理栄養士の食育ステップレシピ 豆腐ハンバーグ 9ヶ月頃から』、キユーピー『鶏レバーと野菜のトマト煮』、『レバー入りポテトドリア風』などが亜鉛を多めに含む食品を使っています。

◯セレン
セレンは微量ながら体に必要なミネラルで、抗酸化機能を持つとともに、免疫機能にも関わっています。セレンと免疫に関わる研究は、人間ではあまり進んでいませんが、乳牛ではある程度研究が進んでいます。

乳牛にセレンを補充することにより、好中球(免疫細胞の一種)の殺菌力が上がったり、ウイルスや菌を殺すための抗体を作る能力も上がったりすることがわかっているのです。

セレンは特にマグロ、ブリ、イワシ、カレイなど、魚介類に多く含まれます。しかし、セレンと水銀が同時にある場合、水銀がセレンの吸収を阻害するという説がありますので、水銀を含むこともある魚介類からのセレン摂取は、あまり期待しないほうがいいでしょう。納豆などの大豆製品、ネギ、アレルギーの心配がなければ卵からの摂取をおすすめします。

また、日本の土壌はセレンを多めに含むため、国産野菜を使ったベビーフードを積極的に取り入れるのもいいでしょう。お手軽ベビーフードとしては、北海道産の野菜を使った、大望『野菜フレーク4種(かぼちゃ、とうもろこし、じゃがいも、にんじん)』などをおすすめします。

◯オリゴ糖
腸は、ある意味、体外から入ってくる物を処理する器官ですが、これらの中には病原菌やウイルスが含まれていることもあります。そのため、腸は免疫という意味でバリア機能を保たなければいけません。このバリア機能を腸内細菌の善玉菌が助けています。

善玉菌を元気にしておかないと、腸のバリア機能が落ちてしまいますが、善玉菌の餌の1つがオリゴ糖です。玉ねぎ、ごぼう、ネギ、アスパラ、バナナ、大豆などがオリゴ糖を多く含む食品となります。

母乳や赤ちゃんのミルクに、オリゴ糖は十分含まれています。ですが、離乳食で母乳やミルクの摂取量が減り、上に上げた食品も離乳食に取り入れにくい場合もあるでしょう。

そういうときに、お手軽なのは、はぐくみプラス『はぐくみオリゴ』、物産フードサイエンス『ベビーオリゴ』などの赤ちゃんにも食べさせられるオリゴ糖ですね。取りすぎるとお腹を壊すことがあるので、少しずつからにしてください。

◯食物繊維(特に水溶性食物繊維)
善玉菌の餌として、水溶性食物繊維もあります。また、不溶性食物繊維も、腸の不要物を定期的に体外に出して、悪玉菌を増やさないという意味で役に立ちます。

水溶性食物繊維は、にんじん、オクラ、ブロッコリー、ほうれん草、こんにゃく、里芋、海藻、キノコ、果物に多く含まれます。にんじん、ほうれん草などが含まれたベビーフードはすでに紹介したため、水溶性食物繊維の雄である、スープ寒天の有効活用をおすすめします。

スープ寒天は糸寒天とも言われ、寒天を細かく裁断したもので、スープに放り込んで数分でふやけて食べられる状態になる寒天です。普通に煮溶かして使うこともできます。細かいので、ひと煮立ちさせればすぐ溶けます。

赤ちゃんに、スープ寒天を煮溶かしたスープを飲ませても、薄味の寒天ゼリーを小さくしてあげてもいいでしょう。

★赤ちゃんに病気を移さないために役立つ豆知識
次は、赤ちゃんに病気を移さないために気をつけることを紹介していきます。ほんのちょっとしたことですが、徹底するとまるで違いますので、ぜひ実行してみてください。

◯外から帰ってきた家族は手洗いうがい&部屋着への着替えを徹底
手洗いとうがいは感染症予防の鉄則ですが、ここに部屋着への着替えを加えるのがポイントです。

花粉などと同じく、外から帰ってきた時の服にも病原菌やウイルスはたくさんついています。ですから、外着は速やかに洗濯機に入れるか、十分に除菌スプレーをかけましょう。それから、はじめて赤ちゃんに触れましょう。

◯大人の唾液を赤ちゃんの口に入れない
親御さんその他大人だと、自分が使った箸やスプーンで、赤ちゃんの口に離乳食を入れがちですが、これもやめてください。唾液を通して、赤ちゃんに病原菌やウイルスがバッチリうつってしまいます。

対策としては、大人と赤ちゃんで、食器を徹底的に使い分けることです。ちなみに、このやり方は赤ちゃんの病気が親御さんたち大人に感染することも防ぎますので、ぜひ実行してください。

◯赤ちゃんの体を冷やさない
体温が低下するほど、免疫力は落ちることが判明しています。赤ちゃんはもともと体温が高いですから、基本的にはあまり心配する必要はありません。

しかし、氷入りの冷たすぎる飲み物をたくさん飲ませる、などは避けてください。水分補給の飲み物は、基本的に人肌程度、赤ちゃんが暑そうでも常温程度にしておくのが無難です。

体温が高い赤ちゃんを積極的に温めると、熱中症の危険があるので、『温める』でなく『冷やさない』に留めるのがポイントです。特に、冷たい飲食物で胃腸を冷やさないように気をつけましょう。体の中心部ですし、お腹を壊しやすくなりますから。

★まとめ
赤ちゃんの免疫力に役立つ栄養素と、赤ちゃんに病気を移さない方法について紹介させていただきました。

赤ちゃんが病気をすると周りの大人は本当に心配です。少し熱が出るだけでハラハラしますし、病院はある意味、ウイルスや病原菌がたっぷりいる場所なので、病院に行っていいものかどうかも迷いますし。

ですから、赤ちゃんを病気にしないために、普段からできることはやっておきましょう。ちなみに、記事内で紹介したベビーフードは、すべてAmazon、楽天、コープデリのいずれかで入手できます。目的のものを求めて外出する必要がなく、安心です。
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