初心者におすすめのアロマ8選(エッセンシャルオイル8選)

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コラム
エッセンシャルオイルを使ったアロマテラピーは、一部の人には非常に人気ですが、『エッセンシャルオイルって何?』という層の人には、なかなかとっつきづらいですよね。

エッセンシャルオイルは、植物から水蒸気蒸留法などで取った、植物の香り成分を凝縮したものです。精油ともいいます。作用が強いので、

・食品添加物扱いのもの以外は飲用しない
・皮膚や粘膜にそのまま塗らない
・皮膚に塗る場合はエタノール、植物油、専用のジェルなどで薄めて使う(1~5%ほどに薄める)

というのがエッセンシャルオイル使用の大原則です。

エッセンシャルオイルは、Amazon、楽天、その他エッセンシャルオイル専門店のオンラインショップで簡単に手に入ります(ease aroma、インセントオンラインショップなどがお手頃価格)。生活の木やエンハーブなど、専門の店を出している所に直接出向けば、エッセンシャルオイルの香りを試してから好きなものを選ぶこともできますよ。

ここでは、アロマテラピーはよくわからないという人向けに、なじみやすい香りで使い勝手がよく、安くて手に入りやすいエッセンシャルオイルをいくつか紹介します。

①ハッカ油

スッとするメントールの強さが何よりの特徴です。原料はコーンミント(別名:和ハッカ)という、ミントの中でも特にメントールが多くて清涼感の強い品種です。

涼感をもたらす香りは、リフレッシュや空気を爽やかにするのに最適です。ハッカ油は薬局で売っている事が多いので、手に入れやすいですし、初めて使うエッセンシャルオイルとして適切でしょう。

ハッカ油の中でも、食品添加物と書いてあるものは、飲み物に加えるのにも使えます。浴槽に垂らしてもいいです。一滴使うだけで吹き抜ける清涼感が味わえるので、特に、飲み物に加える場合は爪楊枝の先につけて使うなど、ごく少量から始めてください。

ペパーミントのエッセンシャルオイル(ハッカ油よりメントールは控えめで甘さがある)でも代用できますが、ハッカ油以外のエッセンシャルオイルは食品添加物ではなく雑貨がほとんどなので、飲用してはいけません。浴槽に加える場合も、皮膚への刺激や作用の強さを考えて、少量のエタノールや植物油でエッセンシャルオイルを薄めてから浴槽に入れるのが無難です。

②オレンジ(スイートオレンジ)

親しみやすい甘い柑橘の香りです。エッセンシャルオイルを扱っている店ではほぼ確実に売っています。落ち込んだ気持ちを引き上げつつも心を安定させる香りで、リラックスや寝る前にもよいです。

柑橘系のエッセンシャルオイルは、光感作を起こす物質を含む事が多く、これは肌のシミのもとになります。薄めたものであっても、肌に塗るのは夜だけにしてください。

③レモン

爽やかでリフレッシュに最適な香りです。気分転換に使うにも、部屋に香らせて空気をきれいな印象にするのにもよいでしょう。これもエッセンシャルオイルを扱うところではほぼ取り扱っています。

ハッカ油やペパーミント、後で触れるローズマリーと組み合わせるのも、スッキリした香りの定番で、夏におすすめです。

④ゼラニウム(ローズゼラニウム)

甘く華やかなバラの香りに似ていますが、バラよりも軽く親しみやすい花の香りです。レモンやミントほどメジャーな植物ではありませんが、エッセンシャルオイルとしては非常にメジャーで手に入りやすいです。

エレガントなよい香りを比較的安く楽しみたいときにおすすめです。女性の調子を整えるのによいとされるエッセンシャルオイルですが、心を安定させるという意味では万人によいです。

⑤ベルガモット

爽やかな柑橘系の香りです。紅茶の一種、アールグレイの香りの元としてもよく知られています。ほとんどのエッセンシャルオイル専門店で取り扱っています。

リフレッシュできる香りですが、心を落ち着けるのにもよい香りです。紅茶でよく知られた香りなので、知らないものになじみにくい人にもおすすめです。

⑥ティーツリー

ほんのり辛味すら感じる爽やかな香りです。エッセンシャルオイルとしては非常にメジャーです。ほのかに香らせて、部屋の空気をきれいな印象にしたり、リフレッシュしたりによく使われます。集中したい時に使うのもおすすめです。

また、抗菌作用が高く、それでいて肌への刺激が少なめなので、エタノールと精製水で薄めてニキビケアなどに使われることもあります。

⑦ローズマリー

少しツンと来るスッキリした香りです。エッセンシャルオイルとしてはメジャーで、専門店では原料となるローズマリーの違いに応じて名前を分けていることもあります(ローズマリー・カンファー、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・ベルベノンなど)。

脳や精神を活性化させるので、集中力によいとされる香りです。集中したい場合には、ツンとする印象が強く、樟脳と似たような印象の香りの、ローズマリー・カンファーが特におすすめです。

レモンやミントとブレンドしても相性がよいです。血行を促進するとも言われるので、薄めて肌に塗ることもあります。その場合は、ローズマリーの中では皮膚刺激が少なめのローズマリー・ベルベノンやローズマリー・シネオールを使うとよいです。

⑧ラベンダー

華やかながら清涼さもある香りです。ハーブの女王の名にふさわしく、エッセンシャルオイルを扱うところなら確実に置いてあります。

リラックスに使う香りといえば、まずラベンダーです。肌への刺激が少なく、傷を早く治すとされているので、薄めて肌に塗るのにも使われます(妊娠初期は避けてください)。

ラベンダーにもいろいろ品種があり、詳しい店だと品種ごとにラベンダーのエッセンシャルオイルを分けて売っています。よりリラックスしたいなら真正ラベンダー、香りに爽やかさがほしいならスパイクラベンダーやラバンジンがおすすめです。

オレンジ、ベルガモット、ゼラニウム、ティーツリーとブレンドしても相性がよく、他のいろいろなエッセンシャルオイルともよくマッチするため、使い勝手のいい香りです。

まとめ

アロマテラピーに詳しくない人のために、なじみやすい香りで、安くて手に入りやすいエッセンシャルオイルをいくつか紹介しました。どれも使いやすいので、初めてのエッセンシャルオイル選びにどうぞ。Amazonでも楽天でも買えますし、特にハッカ油は薬局で手に入ります。







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