シンガポール人の資産構築の考え方

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マネー・副業
こんにちは、元公認会計士のeesky福島です(^^)

本日は「シンガポール人の資産構築の考え方」というテーマで記事を書こうと思います。

というのも、以前東洋経済の記事で「シンガポール人が給料の3分の1も貯金する訳」という記事を見たのですが、個人的にかなり共感できる部分があったからです。

上記記事には、色々と書いてありましたが、私が特に共感したのは「現役時代の40年間でリタイア後の生活費を貯める」という考え方です。

以下、上記記事からの抜粋部分です。
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シンガポールの世帯月収の中央値は約70万円と、日本の共働き世帯より高めです。例えば、月収75万円の世帯が、その3分の1を貯金すると、
毎月50万円で暮らし、25万円を貯めていくということです。

この場合、2カ月働けば50万円貯まり、1カ月分の生活費が捻出できることになります。これを続けていけば、40年で20年分の生活費が捻出できる計算です。そうなれば、60歳でリタイアしても80歳までは働くことなしに生活が可能という訳です。

運用によって「お金の寿命」はさらに延ばせます。
例えば、2000万円の元金から毎年100万円を取り崩して生活していく場合、5%複利で運用しながら取り崩していけば、100歳以上までお金が持つ計算となります。ただし2%複利なら85歳になる前に底をつきます。
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単純な計算式ですが、お金に関する事は端的に言うとこれだけかと思います。

自分の生活水準があり、寿命を保守的に計算し、それを賄えるだけの十分な蓄えが出来ればお金のために働く事は終了です。

上記では収入の1/3を貯蓄としていますが、個人的には「可能な限り」とする方がよりモチベーションは上がる気がします。

例えば収入の半分貯金出来れば、40年で40年分の生活費が捻出出来る事になり、60歳でリタイアしても100歳までは働くことなしに生活が可能です

又、2/3貯金出来れば、25年で50年分の生活費が捻出出来る事になり、45歳でリタイアしても95歳までは働くことなしに生活が可能です。

さらに言えば、9/10貯金出来れば、8年で72年分の生活費が捻出出来る事になり、28歳でリタイアしても100歳までは働くことなしに生活が可能です。
*いずれも20歳から働いているとして計算しています。

なお、上記は運用なしの単純な貯金ですが、記事の最後にも書いてある通りこの貯蓄を運用出来る技術があれば、同じ貯蓄率でもリタイアの日を早める事が可能ですし、生活水準を上げる事も可能です。

よって、お金に関する事はシンプルで、収入を上げ、支出を減らし、資産運用技術を高める、これだけと考えます。

こういう教育を本当は、20歳になる前の学生の時に受けたかったなと思いました。



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