水筒のやってはいけないこと

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今年も暑い夏がやって来ました。
まだ梅雨が明けておらず、
日光でジリジリした暑さではないですが、
湿気を伴う蒸し暑い日が続きますよね。

さらに今年はコロナウイルスが流行を続けており、
どれだけ暑い夏であってもマスクが絶対必要です。

マスクをしているとどうしても呼吸により、
マスクの中の温度が上がっていきます。
このまま放置していると、
熱中症になってしまう可能性があるので気をつけてください。

熱中症を防ぐため、最も重要なのが水分補給です。

また、最近では麦茶や水だけでなく塩分や、
塩分の吸収を助ける糖分(激しい運動の後に効果的)も
必要とされスポーツドリンクを持ち歩く人もいると思います。

粉末のスポーツドリンクを
水に溶かすことが経済的と考え、
冷えが持続するように保冷性のある
水筒に入れて持ち歩く人はいませんか?

いくら温かくならない、
冷たさが続いておいしいと思っても、
水筒にスポーツドリンクを入れてはいけません!

アルミ・ステンレス製問わず、
金属製の水筒にスポーツドリンクを
入れないでください。

スポーツドリンクの成分は酸性のため、
金属を溶かしてしまう恐れがあります。
金属が溶け出したスポーツドリンクを飲むと、
頭痛や吐き気、めまいを訴えたという
事例も報告されました。

この事例は2008年が最後で、
水筒の技術が上がり近年では
発生しないとされています。

しかし、注意して欲しいのは
「水筒の傷」です。

水筒をたわしやブラシで
何度も洗っていると、
少しずつコーティンが削れ
小さな傷が入っていきます。

この傷から毒性のある成分が
染み出す可能性があるそうです。

現在の水筒はフッ素などでサビ、金属劣化を防ぐ
コーティングをされているため、
金属が溶け出すことはないそうです。

もちろんこれは内部のコーティングがはがれておらず、
傷もない状態でのことです。

何度か洗ったものはコーティングが剥がれていたり、
目で見えないところに傷がある場合もあるので、
スポーツドリンクを入れない方でいいです。

スポーツドリンクだけでなく、
炭酸飲料も入れないでください。

炭酸飲料は炭酸ガスを発しているため、
どんどん容器の中で膨張していきます。
シャンパンの栓を開けるとき、
「ポン」と音がしませんか?

これが水筒内でも起こるんです。
炭酸ガスは酸素よりも重いので、
かなり強い圧力が発生します。
「気圧」です。
水筒の中の気圧が強くなるためふたが開かなくなる。
ふたを開けると中身が飛び出します。

現在では炭酸飲料を入れる
専用の水筒があります。
詰めたい炭酸飲料を入れる場合、
専用の水筒を購入してください。
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