30年住宅ローンを21年で繰り上げ完済完了(^^)

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コラム
まぁ、重いローンを背負っていたのは配偶者である夫なのですが(笑)。

昨日、管轄法務局にて抵当権抹消登記(2回目)の本人申請をしてもらいました。
登記を司法書士さんにお願いすると、2~3万円かかるらしいですが、本人申請ですと、土地と建物2つで登録免許税2000円分のみ支払えばOKです。
申請書の下書き作成は、花きゃべつがネット検索して学び、行いましたので、経費ゼロ円です。
良い時代になりましたね~、多少のことはゼロ円で検索できます。
かなりの節約になりました(^^)。

2番抵当権を先に抹消していたので、今回は1番抵当権抹消ですが、2回目の経験でした。(ちなみに、法務局では、電話予約すれば、申請の相談にも乗ってもらえるようです・・・費用がかかるかどうかは不明ですので調べてみてください)
あと、もちろんのことですが、難しい登記はもちろん司法書士さん(プロ)にお願いするのがベストです。

有料ブログ記事にしても良かったかもしれませんが(手続きは済んでいます)、まぁただの体験談ですので、500円取るのはしのびないです。文章力もありませんし。
下記にだいたいの経緯を書いておきます。これから不動産購入を考えている方は、ちょっとした参考にしてくださいませ。紛れもない実話です(^^)。

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配偶者は、30代後半時に、約3500万円の住宅ローンを組みました。

購入時には、住宅減税が15年分(年末のローン残高に応じて一定の割合金額を税金額から控除してもらえる制度)がある時期でした。
頭金は、もちろん住宅購入金額の2割未満に抑えました。(ここは本当に大切です)(頭金と諸費用を支払った後にカツカツの生活を覚悟するみたいな不動産購入には無理があります。そこまで溜めてから動こうと話し合っていました)

それでも、3500万円のうち、2500万が30年ローン(1番抵当権分)、1000万が25年ローン(2番抵当権分)は、けっこう重いです。

ケチで節約大好きな私ですから、とりあえず
『退職金をもらえる前に、繰り上げ完済できるようにプランを練るね♪』
と、一戸建てを欲しいと宣言した夫の背中を押したものの、いざ、全期間の返済予定表を見た時は、ぐげげ、、、と変な声が出ました(>_<)。

元金、利息を返済する以外に、口座管理費とかも取られますし、保証料・特約料名目のお金もけっこう高いです。
電卓をたたくのはめんどくさいので、ざっくり夫にPCで計算してもらったら、めまいすらしたのを覚えています。
30年ちまちま全期間ローンを返していくと、3500万円の借金のための支払い総額、6000万円近いらしかったです。(当時の記憶ですから、不明確ですm(__)m)
この家、そんな価値、あるんかいな~(笑)。と思ったのが私。
まだ、ねじ1本すら自分のものじゃない気がする( ;∀;)と思ったのが夫。相性が悪い感じのデコボコ夫婦です。

ぜひ、皆様には住宅ローンを組む際に
『ちまちま全期間ローンを返していくと、総支払額はいくらか?』
を気にして欲しいです。ちょっと冷静になれるかもです。
ちなみに夫は、購入時にハウスメーカーの営業さんとそういう話はすでにしていたようです。
営業さんは、なんと答えたか。
「皆さま、繰り上げ返済などを利用なさるので、大丈夫ですよ♪(とても良い笑顔)」だったそうです。
ですよね。
はい、もちろん繰り上げ返済、繰り上げ完済を駆使してローン期間を減縮することに努め、なんとか退職金からの持ち出しをゼロ円にすることに成功しました。
今回は、全て終わった人からのリアル報告でございます(^^)。

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★2番抵当権分(1000万・25年ローン)は、途中で繰り上げ返済をせずに、2020年前半に、4年半前倒して繰り上げ完済にしました(繰り上げ返済の手数料がけっこう高額設定なので)普通に元利均等で弁済しつつ、一気に完済する作戦でした。
 昨夏に抵当権抹消登記を行っています。

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★1番抵当権分(2500万・30年ローン)は、住宅金融支援機構のローンです。ここは繰り上げ返済時の手数料が安いです。ですから、繰り上げ返済を数回にわたって行いました。
繰り上げ返済の旨みは、とにかく借金本体(元金)として返済させてもらえることです。
利息というのは、元金に対して生まれるわけですから、元金をどんどん減らすための返済は良いのです。
一般的な住宅ローンは、元利均等型です(返済金額は一定でわかりやすいのですが、最初はほとんど利息を返済しているだけで、ちっとも元金が減っていかないのです)。というわけで、途中で元金均等返済を目指す、それが私の狙いでした。

1回目(コツとしては、なるべく早めに作戦)
3年目に300万円ほど余剰金を溜めに溜めて決行しました。

2回目(コツとしては、ここもなるべく早めに作戦)
6年目に250万円ほど余剰金を溜めに溜めて決行しました。車購入や、教育費にお金がかかるので、ちょっと少なかったのですが。

3回目(シビアな作戦、元利均等から元金均等へ)
9年目に100万円超え(繰り上げ返済の条件クリア)の繰り上げ返済を行うと同時に元金均等へ変更しました。
繰り上げ返済金額がいかにもショボいですが、元金均等は開始直後が地獄ですから、お金をかき集めて繰り上げ返済していたら、すぐにアップアップです。その代わりに、元金はどんどん減りますし、利息が減っていくので、返済金額がちまちま安くなっていくのは、ある意味励まされているような気がします。


4回目(特別減税終了を待っていました作戦)
15年目までに300万円以上を用意し、ボーナス支払い分を残期間分全部前倒しで完済しました。
3回目で元金均等に変更していたので、余剰金はあまり溜まりません。6年くらい我慢でした。教育費もピークです。でも、繰り上げ返済の旨みは最初の10年が最も大きいらしいと聞いていましたし、ローン残高で税金を少し減らしてもらえるからと開き直っていました。
この後には、ボーナス支払い分が無くなったので、その分を貯金に回せます(旅行にも行きましたが(笑)。
この時点では、元金均等の旨み、ありがたみを感じるようになりました。
一回の返済金額中、元金割合が60%、70%に上がっていくと、ローン残高の数字がかなり良い感じに減っていきます。リズム感が上がっていくような良い感じです。自分たちも年齢が上がってへろへろですから、借金がリズム良く減っていくのを感じるとありがたいです。

最終回 繰り上げ完済(ローンを10年近く縮める作戦)
2020年末近く、全て完済しました。
30年ローンを9年半前倒しして完済したこと(25年ローンは4年半)、また2つの完済が2020年に集約していること、手続きしてくれた銀行の担当者も驚きながら褒めてくれました。
ちなみに、地元の信金さんや、銀行さんはかつて、ローン15年越えの時くらいにいろいろ自行の変動金利型ローンをお勧めしてくれていました。
私も窓口で話を聞いておりましたが、自分のプランより費用も期間もかかっているプランだったので、自分を信じて貫き通しました。
窓口の担当者はがっかりしていましたが、それもそのはず新しくローンを組むと、元利均等型になってしまうんです。最初利息ばかり返済する(元金が減っていかない・私的にはリズムの悪い)ローンになってしまうからです。元金均等型があれば、検討余地はありました。

とりあえず、世間ではどうかわかりませんが、暮らしの質を落とさずにレジャーも楽しみながら、30年ローンを21年で完済したという話は、なかなか良いでしょう?(退職金をあてにしなくて済みましたし♪)

コロナのこともありまして、ちょっとサボって放置しておりましたが、昨日抵当権抹消登記の申請に行き、肩の荷がおりました。
夫が、昨日
「この家は、全部僕の家だ~!!」
と喜んでいましたので、良かったなぁと思います。ローンを約10年縮めるというのは、ある意味大成功じゃないですか?(#^^#)。

家の中はいい感じにゴミ屋敷化しています。それを行なったのは私ですが、よろしければそれらのゴミも全部夫にあげたいです(はあと)。
どうぞ心ゆくまで所有権主張をしてください。…たぶん怒る、、かな(笑)。


ここまで読んでくださった方のご参考になれば幸いです(#^^#)。
明日まで用事があるので、お仕事は明後日から復帰します。
ココナラで占いのお仕事をまったりさせていただいております。お得情報・節約情報もある程度持っていますが、それらの出品はしていませんのでご了承くださいませ。





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