あなたの心の燈火だけは、消さないで

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「燈火だけは、消さないで行こう」、一番大切なことはそれかもしれないと思います。
なかなか思い通りにいかない人生でも、それだけは守っていただきたいな、そして自分も心したいなと思います。

例えば、誰かが溺れているとします。私は心から助けたいと願います。
ですが、自分は大きな救命用のボートにはなれません。たった一本の飲み干して捨てられた空っぽのペットボトルにすらなれません。(余談ですが、そんな溺れているような状況では、空っぽのペットボトルでも空気が入っているので幾分か役に立つそうですよ、)

まるで、役に立たない一本の藁、だなといつも思います。
本当に悩んでいる方にとっては、自分の励ましがたとえ一生懸命な言葉であったとしても、ほとんど一本の藁なのです。
掴んで頼ろうとしても、そのまま溺れていくだけみたいです。
それでも、藁が1万本とか、1兆1千万本とかそういうのになれば、いかだみたいになるかもしれないと思います。自分はあまり影響力のない人ですが、心のどこかで、その中の1本でありたい、と望んでいます。

占いをココナラでやらせていただくようになって、今月の16日でちょうど1年になります。
上に書いたような気持で、SNS苦手な中高年でとても恥ずかしいと思いつつ、参入させていただいたのでした。
最も大きな動機は、昨年5、6月頃に掲載された新聞記事にありました。
若年層の自殺の多さ。もちろん、他の年齢層の自殺も少なくありません。ですが、若い人でお小遣いなど自由になるお金も少なくて、誰とも話さないで自分で思い詰めている、最後の瞬間の気持ちを推察しようとすると、いたたまれない気持ちになります。

もう、大きな灰色の沼みたいなものにはまって溺れているような感じだと思います。選択肢がどんどん狭まっていって絶望しか見えない、なんて、、。
自分でもずいぶん躊躇しました。
{それこそ、一本の藁にもならないかもしれない}
{手間ばかりで、お金にはならない}
こんなこと言っては興ざめですが、対面鑑定は5000円からなので、自分のメリットにはならないんです。
それでも、参入しました。
自分が今まで通り普通に待っていたら、500円だけを握りしめた人には会えないだろうと思ったからです。
正直、一年経過してもここまであまり役に立ててはいませんが、今後も続けていこうと思います。

それは自分でも、自分の燈火を消したいと思った過去のことを思い出すからです。
あの時、独りぼっちで泣いていた自分のためにも。
あの時、屋上から飛ぶのはやめて、いつか誰かを、どこかの誰かを
優しくなぐさめてやれる人間になれると約束した自分のためにも。
あと、自分のそばで自分に色々とメッセージをくれた最初の紙製モノクロ二色刷りのタロットカードのためにも。
全身に10本の剣が刺さって砂漠で倒れそうになって這いずっている、禍々しい絵柄の『剣の10』を真っ先に選んで着色していた自分のためにも。

もしも、自分の燈火を簡単に消すことが、最後に出来ることだとあなたが思っているとしたら。
それより簡単じゃないかもしれませんが、とりあえず、今は消さないで、放置するだけでも頑張って欲しいと思います。そして、ちょっとゆとりがある時にまた、ちょっぴり燃え続ける油をささやかでもいいから補充して欲しいです。
自分も、そうしてきました。
大人になると、偉そうに頑なに振る舞っているように見えているかもしれませんが(自分でも気をつけようと思いますが)、
大人だってのたうち回っているんです。それでもなんとか耐えているのです。

私も、自分のちっぽけな燈火を今後も保っていきます。
どうぞ、あなたも燈火だけは消さないで。
本格的な占いや恋占いがもともと得意ですが、ワンコインの占いもあります。
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いつも忙しいので、チャットみたいにずっと寄り添えませんが良かったらどうぞ、です。








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