クライエントの性格はこれで見抜け!

記事
学び

こ解説は次の人に役に立ちます

・カウンセリングする方の知識の整理
・対人関係を主とするお仕事の方
・自分を分析して客観的に把握したい方

性格はのようなものです。

色々な形もありますし、さっきまでバナナみたいな形をしていたのに
今はネズミみたい・・・

あの人は優しい、頼もしい、失礼だ、さっぱりしているなど
人の性格や特性を表す言葉は山ほどあります。
そのごまんとある性格にまつわる言葉を心理学的に整理したものがあります。

主要5因子(ビッグファイブ)と呼ばれるものです。
(ウィキペディアビッグファイブ(心理学)から一部抜粋)

人の性格や特性にまつわる言葉を5つのカテゴリーに分類することで
対人関係において、その方がどんなところで悩んでいるのかを、より判断しやすくなります。

カウンセリングをお仕事とする人には必須の力かもしれませんね。
1つ1つその特徴を見てみましょう。
heaven-g1e59aead2_640.jpg

協調性

 他人に対して思いやりがあり、協力的である性質を表しています。またその人の信頼と人を手助けをする性質、加えて一般的に気立てがいいかどうか表しています。

 しかし、協調性が高すぎると従順すぎると見なされ、自分の意見を持たない人などと言われたりします。

反対に低すぎると、挑戦的な人や議論好きであると思われたり、信頼できない人とイメージづけられるでしょう。

 高すぎる協調性の為、意見があっても言えない場合などは、とてもストレスがたまりそうですね。匿名で意見を伝える機会も必要でしょう。

外向性

活力興奮自己主張社交性、他人との付き合いで刺激を求める
おしゃべりであることを表しています。

知らない人とでも苦なく話ができる人、大勢の中で活動的になれる人が外向性が高い人でしょう。

しかし高すぎる外向性は威圧的と見られたりします。反対に低すぎると内向的と言われるでしょう。

外向性が高い人同士であれば話が合うことも多いでしょうが、外向的VS内向的になると、お互いにストレスを感じてしまうかもしれませんね。


開放性

知的好奇心創造性目新しさや多様性を好む度合いを表しています。

「なぜ、これはこんな結果になったのだろう」
「これをもっと良くしたいなぁ」
など考えることが好きな人は開放性が高くなるでしょう。

しかし、高すぎる開放性は、予測がつかない、もしくは集中力が欠如しているということであり、危険な行動に出やすいことが言われています。

反対に低すぎると、伝統的閉鎖的な人、融通が利かない人など言われることがあるでしょう。

イラストレーターなど、イメージを大切にするお仕事の方は、開放性が高くなりやすいため、自分を客観的にみる練習が必要なんでしょうね。

誠実性

自己コントロール能力を示すことや、忠実に行動すること、達成を目指すことを表しています。

社会生活を営んでいく上で、誠実性が高い事にこしたことはありませんが、高すぎると頑固など見られることもあるでしょう。

反対に低いと柔軟的と思われるかもしれませんが、クレバーだと判断されるかもしれませんね。

神経症的傾向

心理的ストレスを受けやすい傾向を表しています。

行動や行為から、人は様々な感情を経験しますが、怒り、不安、抑うつなどの不快な感情を簡単に経験しやすい傾向でもあります。

神経症的傾向が高いと、不安になりやすく、落ち込みやすいことが言えるでしょう。心理的な幸福感が低い事ともつながりそうですね。反対に低いと、安定した穏やかな性格とも言えますが、低すぎると無感動無関心にもなります。

おわりに

以上、性格に関する主要5因子(ビッグファイブ)について解説してきました。

このビッグファイブは性格診断して楽しむものではなく
是非日常生活に活かしてほしいと思います。

特にカウンセリングする方だけが知っておくべきものではなく、職場や営業先のスタッフの性格なども、このビッグファイブで考える事で、よりよい人間関係が築けると良いですね

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す