【自己責任の範囲】

記事
学び

安田です。
今は自分で決めて
自分で実行して
自己責任を
全うする時代ですが
全てのことが
自己責任ではありません。
自己責任というのは
コントロールができる
範囲のことをいいます。
コントロールができない
どうにもできないことは
自己責任ではありません。
例えば
育ってきた環境
受けてきた教育は
自分では
どうにもできません。
どうにもできなかったことを
自己責任にしてしまうと
自分を責めてしまい
心理的に窮屈に
なってしまうのです。
かといって
今さら誰かのせいにしても
どうにもできないのです。
どうにもできないことは
宙に浮かせておけばいいのです。
宙に浮かせるというのは
曖昧なのですが
曖昧な記憶にすることで
誰のせいでも、責任でもない
記憶にすることができます。
私たちは、良いか悪いかを
ハッキリさせたがるのですが
決着をつけない意識が必要なのです。
決着をつけてしまうと
自分が悪い、自分の責任に
してしまうか
他の誰かが悪い、誰かのせいに
してしまうのです。
私たちの記憶は
時間が経つことで
曖昧になっていきます。
その曖昧さを
味方にすれば
過去の記憶を
都合が良いように
解釈することができます。
今の現実の環境も
自分ではどうにもできません。
このどうにもできないことを
自己責任にしてしまうと
より身動きが取れなくなります。
コントロールができないこと
予想ができないことは
自己責任の範囲ではないのです。
今まで努力が
できなかったのであれば
今からでも
努力を始めればいいのです。
努力をするか
しないかは
自分で決めることが
できる範囲なので
自己責任になりますが
自己責任を果たそうとするのに
遅すぎることはありません。
学ぶこと
最善を尽くすことは
コントロールができるし
工夫することができます。
どこまでが
自己責任であり
どこからが
コントロールが
できない範囲なのかを
いちいち
考えるのは
面倒なのですが
その面倒なことを
していくことで
思考力を身につける
ことができるのです。
自己責任を
重く感じてしまう人は
どうにもできないこと
コントロールができないことまで
自己責任にして
しまっています。
責任感が強いという
ことではあるのですが
重荷に感じてまで
責任を負う必要はありません。
自己責任は
重いことではなく
成長欲求を満たしたいという
願望でもあるのです。
成長欲求は
誰でも持っているので
自己責任を
全うしたくなり
努力がしたくなるのです。
どうにもできない環境
コントロールができないことは
良くも悪くも
与えられたことです。
その与えられたことによって
限界点が近くなることもあります。
そして与えられたことで
成長することもできるのです。
自己責任を全うする
最善を尽くす
という
意識があれば
どこまでが
自己責任で
どこからが
コントロールが
できないかを
分けることができ
自己責任を全うすることだけに
集中することができます。
どうにもできないことを
いくら悩んでも無駄なのです。
その無駄をなくすには
面倒であったとしても
自己責任の範囲を
意識していくことで
自己責任を全うすることに
集中することができます。
今回も読んで頂きましてありがとうございました。
安田 悌
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