─霊性の考察─宝城あやの/3店舗オーナー

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霊性の考察
今年は私にとって原点回帰の年となりそうです。 
これまで、神仏とは?神道、仏教とは?
と日本人的霊性を探究したいと、ご縁頂いた場で助勤巫女のご奉仕をしたり、神社仏閣参拝で津々浦々15年お参りしてきました。
そして同時に、
感知する世界を探究したくなり
その道に詳しい方にご縁頂き、自分ではどうにも
できない部分を教わったり、助けて頂いたりと
自分だけでは不可能な領域を学ばせて頂く機会を得たのが昨年でした。

その中で、【日本人的霊性】から
神霊、霊魂、魂、妖怪、鬼といった領域を
包括するものは、
昨今に見られるような、いわゆる
「スピリチュアルブーム」に散見される
・あなたも○○と繫がれば開運★爆上げ!
・占いや霊能力を開発すれば全てマルッと解決!
・スピリチュアル○○でミリオネアいきましょう!


といったような謳い文句で
囲いこむような領域ではない。
ということです。
※上記のタイトルはあくまで例であり、
特定の方や組織、会社様ではございません。
もちろん、私たち人間の商売繁盛、運気隆盛等を
神仏様に願って良いからこそ、
あるいは神仏様も幸福を願って(お力添え)下さるからこそ寺社仏閣には
・豊作祈願
・商売繁盛
・家内安全
といった「ご祈祷」があるのだと
考えております。


しかしながら、神社の巫女研修で習ったように
神事=商売ではない。
ということが前提であるという方向性に
考察の着地点が落ち着きつつあります。
一時期は私もスピリチュアル=神霊的な世界を知るものと考えており、
スピコン、パワースポットに足を運んだこともありましたが、
スピリチュアルブームと神事は

「似て非なるもの」

と感じるようになりました。
もしかしたらスピリチュアルブームと神仏関係を
いっしょくたにするから、
「これだけスピリチュアルを学んだのに!」
「引き寄せしても願いが叶わない!」
「神仏は何でも叶えてくれるのではないか?」
などと混乱するのかもしれません。


私はこれまでの体験から、いくら神仏に助けを求めたくともできる限りの自助努力は必須と考えているタイプです💡
そこに、「たまたま」「運良く」といった流れが加わることを感じております。
そしてそれらは、我が身を持って体験したこと
でやっと学べることがある。
それは人間が持つ善も悪も、神性も魔性も、
全て含めてです。
両方体験して分かる部分、腑に落ちて体得するものがあると知りました。


もちろん、他者からの「言葉」が救いのきっかけになる場合もあります。
しかし、最終的には自分で超えていかねばならない部分というものにぶち当たり、それを超えてこそ、
我が身になる。血肉になり、
我がものとして使えるツール、力となる。
ということに気付かされました。


また、スピリチュアル=霊性
として定義すれば、
具体的には、民俗学や風習、習慣といった
昔から何気なく息づいてきた私たちの「暮らし」の中に根付いているものではないか?
特別意識はしなくても、お正月、親族の集まり、
七五三、お宮参り、お墓参り等で心と心、心を神仏様に通い合わせる機会に感じる

「見えないものへの感謝」
「おかげさまの気持ち」

といった、昔に比べれば形骸化してしまったかもしれない取り組みも含め、
そこに見出す

「あの世への思慮、思い馳せること」
「見えないものたちへの気持ちやまなざし」
(神仏、眷属、心霊、妖怪、鬼、精霊等)
「気持ちを表した取り組み(伝統行事)」

なのではないかということでした。
そして、このような中に「スピリチュアルの真髄」があるのではないか?
と考えるようになりました。


かつての人々は「アニミズム」といって
全て、有機物無機物関係なしに
「霊魂が宿る」と考えていました。
そして民俗学の本やこれまで見聞した情報によれば、かつてシャーマンと呼ばれた立場にある「霊媒体質者」「霊媒師」といった役割にある人々は、自然を見て自然から神託を受け取り、吉凶を判断し、
それを共同体の中で活かして村の人々に「託宣」「神からの答え」として伝え、共同体の維持・繁栄に繋げてきたようです。
またそれは「ヒーラー」として癒やしの役割も備えていました。
神(自然、大いなる万象)と人とを
つなぐ役割、共同体の維持・繁栄が
シャーマンであるということですね。
日本で言えば卑弥呼がそのような立ち位置にいらっしゃったのだと
想像できます。

これらの情報を仕事をしながら読み進め、
また自身の感知する部分と教わったことを照らし合わせて学んでいくうちに、
私は原点回帰したい。
日本の神仏様のお役に立ちたい。
という思い、信仰心が改めて強くなり、
自然の中からメッセージを受け、それを言語化し、癒やしとしてご縁ある方にお伝えしていきたい。
と、シャーマニズムの根本的在り方を今一度大切にし、学びを深めていきたいと思うようになりました。


寺社巡りをする前は一時期、自身の人生を嘆き、
神仏をも恨んだ過去がございますが、
日本の神様や神社に惹かれていた10代を思い返せば、改めて日本の神様、神仏に惹かれる流れに落ち着いたのだなと振り返っている次第です。
長くなりましたが、そのような想いがあり
今回の「お手紙リーディング」をスタートする運びとなりました。
そして、2023年はより一層、馥郁とした香りがお手紙から伝わるような、そんなメッセージのお届けをしてまいりたいと思います。
日々のリーディングメッセージは一般、大衆向けの内容にはなりますが、
「私だけの専用風景画像とリーディングメッセージがほしい」
「癒やされたい」
という方は、お手紙リーディングをご活用頂き
日々の活力、癒やしにお使い頂けましたら幸いです。
◎あなた様専用の風景写真をお探しし、リーディングの言語化、筆記作成代として対価を頂いております。
長くなりましたが、お読み下さりありがとうございました。

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