他人と上手く関われない人へ

記事
コラム

こんにちは。




最近よく見るようになった大愚元勝さんという方のYouTubeチャンネルで、『他人のしたこと、しなかったことを見るな』というテーマのお話がありました。







ある男性が、職場や友人間、妻との間で、日常的に衝突してしまったり口論になってしまうという問題で、どうしたら周りともっと良好な関係が築けるのかについて相談されている回でした。





職場では、いつもパワハラを受けている後輩をかばったのにも関わらず、なぜかさらに状況を悪化させてしまったり、プライベートでも自分の元から去っていった友人は数多く、妻ともいつも口論になってしまう。







アンガーマネジメントやコミュニケーションの本を読んで、なんとか新しい自分になろうと試みてもなかなかうまくいかない。



どうしたらいいのか、というご相談に対し、その方は「他人の過失を見るなかれ」という言葉を贈っていました。














他人が何をしたのか、何をしてくれなかったのか。




そういったものは見ず、ただ "自分のしたこと、しなかったこと" だけを見ることこそが、他人と良好な関係を築くためのヒントになるということでした。







相手との関係ではなく、自分との関係。


自分自身への向き合い方が上手くマネジメント出来ていない人は、他人とも上手くやっていくことは出来ないそうです。







誰か特定の人と上手くやっていけない場合は、その人との関係に問題があるかもしれません。


世の中にはどうしても合わない人というのがいます(^^)




けれど、あちでもこっちでも誰とでも衝突してしまうのであれば、それはやはり "自分自身" に問題があるかもしれない。











自分の問題が見えていない、つまり「自分で自分のことが見えていない」時ほど、人は他人と上手くやっていくことができません。





そして、慢性的にこの状態が続いている人ほど、他人をとにかく構おうとしてしまいます。



自分で自分のことがちゃんとできていないのに、なぜか他人のことを色々してあげたがるんです。








この男性も、後輩の為と思い、会社とその後輩との間に入り込み色々してあげようとしたわけですが、結局どうにもならず自分の立場も危うくさせてしまいました。












むやみやたらと他人のことに首を突っ込んで正義感を振りかざすのではなく、まずは自分のことをちゃんとやらなければならない。



自分のことも疎かなのに誰かを助けようとしたって、結局空回りして「大きなお世話」だと人から思われてしまいます。







「未熟な人間に、人は助けてもらおうとは思わないもの」



そのことに気付けないうちはまだまだなのだとも、その方は仰っていました。














自分自身の成すべきことがちゃんとできている。


それができていて、その上で余力があると思う人だけが、自分の周りにいる人たちを少しずつ、助けていくことができるようになります。







「他人と上手くコミュニケーションを取ろう、ではなく、"自分と" 上手くコミュニケーションを取る、ということ」



他人と上手くやっていけないなら、まずは自分と上手くやっていかなくてはなりません。







他人のことはとやかく言いやすい。

ですが、自分をよく見て自分と対話することというのは本当に、すごく難しいことです。





なんか上手くいかないなぁ・・・と思う時は、少し他人に関心を持ちすぎているのかもしれません。






他人ではなく、自分のことにもっと関心を持つ。


それが出来る人こそが、まわりまわって誰かの役に立っていたりするのだそうです(^^)








サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す