カウンセリングプロセスのリファー 松戸カウンセリング流解説
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皆さんこんにちは。ご覧頂きありがとうございます。
カウンセリングプロセスのリファー
リファーについて、話したいと思います。
クライアントに対してカウンセラーとして十分な対応ができない場合どうしらたよいのか。
リファーとは
「クライアントに対して、十分な対応ができない場合、他の適切な専門家にクライアントを紹介すること。特に精神病が疑われる場合は精神科を、心身症の場合には心療内科を紹介するなど他分野との連携が必要」
と定義されています。
カウンセリングを行う際はカウンセラーは自分の限界を知ることが大事
カウンセラー側の限界
・臨床経験の不足
・法律問題
・不得意分野の相談
・利害関係
・転移減少
クライアント側の限界
カウンセリングに対する認識が低い場合
本人に病識がない。
精神疾患を伴う場合
カウンセラーとの相性
リファーを行うべき場合
1 本人に病識がない
自分はまともである、精神医師
2 法律問題
離婚の手続き、財産の相続
弁護士、法テラス
3 不得意分野の相談
他のカウンセラー
4 利害関係がある
カウンセラーと利害関係がある相談
他のカウンセラー
リファーするときの留意点
・事例性と疾病性
・クライアントの困っていることは何か。
・何が問題となっているか。
・クライアントの気持ち、具体的な要望
・どうしたいのか、どうなりたいのか。
・クライアントが自己決定できるのか。
適切な見立てを行い、クライアントの了解を得る
・数か所を提示する。
・たらいまわしにしない。
・私メッセージで伝たえる。
リファー先を知る。
・公的機関などの情報
・自分のファイルを作る。
カウンセリングは万能ではない
・カウンセラーの現実認識の力とバランス感覚
・カウンセリングの限界を知る。
やはりカウンセリングは万能ではありません、リファーをためらわずしっかり対応したいものです。