離婚するまで①

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コラム
私が離婚するときに苦しんだことをここに書いていきますね。

私は、いまからちょうど10年前に結婚しました。
私は結婚にとても憧れがあって、早く結婚したいなと思っていました。
「幸せな家庭」というものに憧れがあったのです。

既婚者との会話にちょいちょい出てくる、「旦那が~」という響きに
「あ~、私も早く言いたい~」とドキドキしてしまうほどでした。

元旦那とは結婚までに1年かからないくらいでトントン拍子に話が進みましたので、無事に結婚でき、長男、次男も結婚して数年のうちに授かることができました。

夢のマイホームも手に入れました。

でも、そのマイホームを手に入れたときから、元旦那とは、なんとなくうまくいかなくなりました。

すごく神経質に私に接するようになったのです。

5歳、3歳の息子たちと過ごして、やっと夜に一息つこうかと思ったら、元旦那から
「はぁ~」
というため息。

あら、疲れてるのね?

と思っていたのですが、どうも違うのです。
私が、ソファーに座ろうとすると、ため息が聞こえます。
まるで、ブーブークッションのように。笑

もしかして、
私が座るとため息ついてる?

と思い、
(私)「何?なんかあった?」
と聞くと、
(元旦那)「…(チッ)」
と舌打ちし、おもむろに掃除機をかけ始めます。

察しました。

「家が汚い」
と。

「座ってる暇ないだろう」
と。

そのため息でした。

ごめん。代わるよ。
といっても「チッ」だし、
ありがとうね、
といっても「チッ」だし、
なんでそんなあてつけみたいなことするのよ!
といっても大ゲンカになるだけだし、

結論。
何言ってもだめなんですよね~。

彼と一緒にいるとそんな状況になるので、
だんだんと彼がいる時間が苦痛になっていくのでした。

休日も苦痛。
車の中にいても苦痛。

自分の行動全てが監視されているような気になり、
子供たちにも、神経質に当たるようになりました。

「散らかさないで!お父さんが怒るでしょ!」
「そこに物を出さないで!」
「食べこぼしはだめよ!」

お父さんが!
お父さんが!
と言い続ける自分。

家を買っても休まるところがなく、ため息、舌打ちであふれる毎日に
とうとうパニック発作を起こしてしまいました。
過呼吸を起こして倒れたのです。人生で初めてのことでした。

「疲れていますね、休むことはできませんか?」
と、お医者様がおっしゃっても休む場所はなく。
とにかく、じわじわと追い詰められていった気がします。

続く


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