特許調査ノウハウ1

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JplatPatデータベースの特許調査で最近知ったことをお知らせします。
特許出願の出願人検索は、2つの検索方法があります。
・1つ目は、「出願人/権利者/著者所属」による検索です。会社名などの出願人名称を入力すると、出願人/権利者の観点から調査可能です。そのとき、同姓同名の出願人がヒットする場合があります。例えば、「東京」の会社や「沖縄」の会社がヒットしたとします。自分の調査したい会社は「東京」であるとします。「東京」の会社に絞り込むには、「出願人/権利者住所」の検索項目を使用すると可能です。
検索式=「出願人/権利者/著者所属」:出願人名を入力 and「出願人/権利者住所」:東京を入力(直接入力できないので、右端の住所検索アイコンをクリックし、東京都を選択)により絞り込みができました。
・2つ目は、「申請人識別番号」による検索です。特許出願人には、識別番号が付与されていますので、予備調査により調査対象の申請人識別番号が分かった場合は、その申請人識別番号を入力するだけで、特許調査可能です。しかし、この方法には、留意点があります。申請人識別番号の使用開始は1990年後半です。従って、それ以前の古い特許出願には使用できないことです。また、特許出願が名義変更などを行った場合は、該当出願が公開されていても、ヒットしません。既知の公開公報の申請人識別番号を入力して検索しましたが、ヒットしませんでした。JplatPatデータベースのヘルプデスクに電話して検索できないことを確認しました。
・漏れの無い検索には、以上の理由で2つの検索方法を併用する必要があります。
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