伸びる子と伸びない子の違い

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ここでいう「子」というのは私から見た「子」なので中学生~20代前半でかつ何かしらの目標に向かって進もうと意思表明している人を指しています。
俗にいう「子供」の定義とは違い、どちらかというと生徒や部下といった意味合いの方が強いかもしれません。

若い子たちの指導・アドバイスをする立場になって数年、伸びる子と伸びない子との違いをいくつか見つけているので、その中の一つをここで紹介してみたいと思います。
ごく当たり前のことでもあるので、特にドヤっているわけではないので悪しからず。

さて、
究極の結論から言ってしまうと、「自分で考えてそれを試行錯誤できる」子の成長は文句なしに良い。
世間的に頭のいい子、要領のいい子と呼ばれるタイプ。
簡単そうに聞こえるかもしれないけど、それができるのは意外と大人でも少なかったりする。

言われたこと、指示されたことをただただこなしていく。世の中の人の何割かはこのタイプだと思う。
できる子は同じアドバイスを受けたとしても、その内容を噛み砕き自分の頭で理解した上で、実行し上手くいかなければ更なるアドバイスを求めてくる。

できない子は簡単に実行できそうなアドバイスを1~2度やってみて終わり。もしくはそもそもやらない。
ここでいうできない子にも2パターンあって、
そもそも消極的で何の行動もしないタイプと、行動自体はしているのだけれども猪突猛進というか自分の才能に自信があるが故に他者からの助言に耳を貸さないタイプがいる。
前者に対してどうやってモチベーション・やる気を出させていくのかはとても難しい。本当に必要であるなら、かなり時間をかけて向き合っていかないといけない。
後者は本当にカリスマ性があり適切な努力ができているのであれば大成するのだろうが、その子が世の中に存在する一握りの天才である可能性は残念ながらかなり低い。才能があったとしてもゴッホのような人生をおくる可能性だってあるのだ。

先人たちの失敗や成功の過程を踏まえた上での助言なのです。
0からのスタートで突き進んだ先輩①がとある手法で50地点まで到達することができた。
先輩①の手法を改良した手法で先輩②は10地点スタートで70まで進むことができた。
先輩②を改良して先輩③は85まで・・・
と、良かったことも悪かったことも含め、適切な歴史を伝えていくのが助言であり、
そのアドバイス・助言を素直に受け入れ実行する知性があるというのができる子の条件の一つだと最近は思っている。


雑なコラムになってしまったかもしれない。
もちろん異論は認める。
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