いわゆる別の領域、つまりはエゴの支配する通常の領域とは「別の」領域という意味で、そこではすべての望みがすでに叶っているとされます。
とはいえ、なかなかそういう領域を感じるのは難しいもので、前回のブログでは、エゴが騒いだ時にはたから見てみるという方法をお示ししました。さらには未来創造コーチングで採用している潜在意識とのパイプを強く太くするという方法もありますが、これは比較的汎用性が高い分、ある程度時間がかかります。
そこで今日はもう一つ。「今にいる」という方法をお示しします。
この方法は「今今メソッド」として有名なものですが、「今」に集中することができたら、「今この瞬間」には何も起こっていないことに気づける。つまりは「今この瞬間」には悩みや不安を生じさせるようなものは何もなく、そういったネガティブなものは未来や過去に意識が飛んで、ネガティブなデータと今の自分を結び付けるために生じると考えるわけです。
今この瞬間に意識の焦点が合っていれば、何もない、見方を変えると「すべてある」のです。
私は実験が好きなので、筋肉テストで測定してみても、ネガティブな感覚が出ている時の意識状態は、ほとんどの場合「過去」に焦点が合っています。つまりは、「これまでだめだったのでこれからもだめだろう」という意識状態です。その意識状態で毎日過ごせば、ほぼそうなります。
未来が対象となるということもないわけではありませんが、未来に関することであっても、対象のわからない漠然としたものも含めてそのほとんどが過去に意識が向いていることによって生じます。
だからこそ、クリアリングやブロック解除が必要になってきますが、それができる環境にない場合、そういったブロック等を一気にバイパスしてしまうのが、今今メソッドのような今に焦点を合わせる方法になります。
そして、今に焦点が合っていればその時のエネルギーの状態は願望が叶ったときの自分のエネルギー状態と同じになりますので、特に意図しなくても願いも叶うというメカニズムになります。
どうぞ、お試しを。