意図が潜在意識に定着したと感じているのに、現象化しない場合は

記事
占い
 潜在意識に100%定着したと感じているのに、現象化しない場合は、少なくとも四つ可能性が考えられます。

 一つ目はまだ100%に達していない場合。この場合は、さらにアファメーション、ビジュアライゼーションを続けることになります。

 二つ目はそのテーマに複数の要因が複雑に絡み合っている場合。このケースでは、一つの項目で潜在意識が100%定着していたとしても、その他に自分で気づけない実現のための重要な要素が存在し、その数値が低かったり、あるいは、マイナスの意図が潜在的に働いている場合には当然のことながら実現が遅くなります。極端な話、「私は~を達成しました。(します)」「私は~を達成していません。(しないつもりです)」といった真逆の意図が同時に入っていることがあります。それも相当数に達します。この場合は、ブロックと必要要素を確認しながら解除しつつ進めなくてはなりませんから厄介です。セルフ解除の方法はまた後日ブログにします。

 三つ目は、二つ目のマイナスの意図の一種になりますが、自分で「疑い」や「恐れ」によってブレーキをかけている場合。これは、アクセルとブレーキを同時にかけているようなものなので前に進まないわけです。このケースもとても多いと思いますし、なかなかそういった感情を持たないようにするのも難しいことではありますが、現象化を遅らせる大きな要因の一つであることは自覚しておく必要があります。

 四つ目はよく言われる「過剰ポテンシャル」が発生している状態。つまりは「強く願いすぎている状態」というか、「執着」といってもいいと思いますが、そういう思いによってバランスを欠いた状態です。これは私も何度も経験しましたが、まあ、実現しません。だからこそ、軽やかに意図することが重要なのですが、まず、α状態でのアファーションやビジュアライゼーションは脳波が緩やかなので過剰ポテンシャル状態にはなりにくく、この状態を保ってイメージするのは回数が多かったとしてもいいと思います。
 まずいのは、「そのことで頭がいっぱいで、四六時中そのことばかり考えている」状態です。そういう状態では脳波も間違いなく恒常的に乱れる傾向になります。それほどにかなえたいわけなので仕方ないとは思いますが、これも二つ目同様「ブレーキ」になります。そこで、一日に何回でもいいので(多くても)、アファメーションの時間をきちんととって、脳波をコントロールした状態で行い、「それ以外の時には忘れる」のが一番です。

 とはいえ、気が付けばそのことについて考えているというのは私自身も同じなので、そこで、前のブログに書きましたが、不安が出てきたときの対処法と同じで、強い意図を持って、そのテーマをそのまま意識の片隅に置いておき、「触れない」ようにするのです(忘れるのは無理でしょうし、忘れようとするとかえって強化されるので)。それでも「つい考えてしまう」「どうしようもない」「無理言うな」と感じる時には例の質問です。自分で自分に「じゃあ、あきらめるの?」この点では私もさんざん苦労しましたし、まだできているとはいえない状態です。でも達成したいのならそうする必要があると思って、色々検証しながらやっているわけです。(あ、ただ本当にものすごい情熱で1日中アファメーションを繰り返し続けて、過剰ポテンシャルすら根負けして実現させるという方法もあるようですので、一概には言えませんが。)

 さらにいうなら、一番いいのは、ある程度潜在意識に定着したと感じたら、そこでアファメーション等を「すっぱりやめる」ことです。これもまたなかなか難しいことではありますし、勇気を伴いますが、できるようであればそれがベストだと思います。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す