身体感覚

潜在意識といえば、どうしてもイメージ重視になってしまう傾向がありますが、それでは地に足が付かない状態になってしまいます。もちろん、潜在意識の中に落とし込めれば、そのうち確実に現象化しますが、あくまでも目的は現象化であって、いくらイメージの中でそうなったとしてもそれだけでは０と同じだと言えます。（イメージで「成る」＝現象化だという考え方もありますが、いったん置いておきます。話が複雑になるので。）

地に足を付けた現実創造をするにはどうすればよいか、イメージの中での変化を物理次元で「確認」しながら進めると進めやすいと思います。

そこで登場するのがキネシオロジーという考え方です。潜在意識下の変化が身体に表れるという考え方ですが、これは何も専門的な技術がなくても可能なのです。セッションでは簡易キネシオロジーをお伝えしますが、日常の中でも「身体感覚」にさえ敏感であれば似たような効果が出るのです。

例えば、何かを選択する場合、ある部分の感覚に注意を払えばいいのです。

ある部分とは胸の真ん中、いわゆる「ハート（チャクラ）」の部分です。単に胸の感覚を意識すればいいわけですが、選択が正しければ、ふわーっと胸のあたりが緩んで、温かく気持ちいい感じが広がります。選択が誤っている場合には、ずーんと重苦しくざわつくような感じが胸に広がります。これもりっぱなキネシオロジーの一種なのです。

私は行動する時には常に胸の感覚に聞いています。「これは正しい方向？」するとすぐに答えが「感覚」として返ってきます。

最初は感じづらいかもしれませんが、何度も注意を向けているとだんだんわかるようになってくるものです。

そしてこのハートの感覚がわかるようになったら、判断がしやすくなるのはもちろんのこと、自分でこの感覚を作り出すことができるようになります。これは少し難しいのですが、自分の精神状態や意識をチェックして、微調整しながらハートの感覚を感じられるような（精神・意識の）方向を探すのです。ちょうど探知機で何かを探し出すような感じです。

そして作り出せるようになったら、要はいつでも「快」を作り出せるわけで、そうなればどんどん運気が上昇し、願望実現も加速度的にうまくいくようになるのです。

「快」「不快」は身体の様々な部分に表れるので、それにも注意を払ってください。そして「快」はただ気持ちよく感じ、「不快」ならその部分が自分の「負」を浄化してくれていると考えて「ありがとう！」と伝えましょう。

どうぞご自分の身体に注意を向け、いたわってあげてください！