ホメオスタシスとコンフォートゾーン(1)

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 私たち人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)というものが備わっており、そのおかげでどれだけ外気温が変化しても体温はほぼ一定に保たれたりするわけですが、このホメオスタシスが意識に関しても存在するのがやっかいなところです。

 例えば、「人気者になる」というゴールを達成しようとしても「自分なんか」「どうせ」という思いに足を引っ張られてなかなか達成できないといったような時には、その「自分なんか」→「どうせだめ」→「人気者なんてむり」のような思考回路が自然と働いてしまっています。そう考えるのを回避したいにもかかわらずです。なぜそうなるのか?

 一言で言えばそれが「快」だからです。いやいや「どうせだめ」だと思っている時には胸が苦しいし、どんよりと沈んでしまうので、とても「快い」状態なんかではない。と当然思われると思いますが、それでも潜在意識は「快」だと判断している、つまりはそこが「コンフォートゾーン(快適領域)」になってしまっているわけです。

 「人気者になるために何らかの努力をして長所を身に付けなければならない」→「努力するのは面倒だ」→「せっかく努力して長所を身に付けてもそれを人が評価してくれないかもしれない」→「だったら今のままのほうがいいや」となるわけで、これはまさに今の状態が「心地よい」あるいは「安全だ」という認識とイコールなのです。

 だから人はなかなか変われないのですが、ではどうすればいいのか?

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