こんばんはnanairaです☺
今回は老犬のお口のケアについてです!
歯みがきの重要性
歳をとると口の中を清潔に保つ役割を果たす唾液の分泌量が減少し、口腔内が不衛生になりがちです。
シニア犬の多くが歯石の付着や歯肉炎などの歯周病を患っているといわれており、悪化すると歯が抜けたり痛みから食事ができなくなるほか、菌が体内に入り込むことで他の病気を引き起こす可能性もあります。
歯の健康を保つことは健康な長生きにもつながるため、若い頃から歯磨きを習慣づけていきましょう。
初めは歯磨きを嫌がる子も多いですが、犬は人間のように歯磨きすることの意味は理解できないため、理由も分からず口の中を触られたり歯を磨かれることに戸惑っているからです。
初めからしっかり磨こうとするのではなく、少しずつ慣らしていくことが大切です!
歯みがきの慣らし方
まずはお口を触る練習から始めましょう。
日々のコミュニケーションの中でお口周りをなでることから始め、慣れてきたら唇をめくる、歯に触る…と少しずつお口の中を触られることに慣れさせます。
お口に手を入れても抵抗が見られなくなったら、両手で一瞬お口を開ける、開け続ける時間を少しずつのばす、お口をあけながら歯に触る…とさらにレベルアップしていきましょう。
新しい動作を受け入れてくれた時は褒めたりおやつをあげるのが効果的です。
歯に触れられることをマスターしたら、次は歯ブラシに慣らす練習です。
こちらも段階を踏んで 歯ブラシで口に触れること、歯ブラシを歯に当てること、歯を1回擦ること…とゆっくり慣れさせます。
歯ブラシ自体に抵抗がありそうな場合はブラシ部分にペースト状のおやつを付けて、歯ブラシはお口に入ったら嬉しい(美味しい)ものと認識させます。
歯を擦ることまで受け入れられるようになったら、後は少しずつ磨く範囲や時間を延ばしていくだけです!
毎日全部の歯を無理に磨こうとせず 今日は前歯、明日は左の奥歯…とキレイにすることよりも磨くことを受け入れてもらうことを優先してあげましょう。
ですが、中にはどうしてもお口を触られるのが嫌な子や、歯ブラシを受け入れられない子もいるかと思います。
そのような場合はガーゼや市販の歯みがきシートで届く範囲のみこすってあげるだけでも違いますし、食後に口内に吹きかけたり飲み水に溶かすだけで歯石をつきにくくする効果のあるケアグッズもありますので愛犬が受け入れてくれるものを探してみてください。
また、歯のケアができるおもちゃやデンタルガムを与えるのも歯石の付着予防には多少効果があるといわれています!
一度ついてしまった歯石はケアでは落とすことはできませんが、動物病院でしたら歯石除去することもできるため、獣医師に相談してみましょう!
歯は身体の健康につながる大事な部分です。
私自身も昨年8歳の保護犬を迎え、歯ブラシすら見たことがない子でしたが歯みがきトレーニングを重ねて今ではしっかり磨かせてくれるようになりました!
今からでも遅くありません!
愛犬と一緒に歯みがきトレーニングをして健康に長生きできるよう頑張りましょう♪
歯みがきについてもっと詳しく知りたい
愛犬の歯みがきについてアドバイスが欲しいという方はお気軽にご相談ください!
nanaira