【概要】スマートホンで使える補聴器アプリを開発したいと思います。
【目的】既存の補聴器の概念をくつがえすスマホを使った補聴アプリを作成する。
【依頼背景】補聴器はとても高価ですが、聴取音声の才能は既存のスマホよりすぐれているわけではありません。スマホを補聴器として使えれば役立つことが期待できます。
【提案の際のお願い】提案される際は、アプリ開発の実績、作品一覧
特に音声の扱いに慣れているか、
イコライザー機能を理解して使いこなせるか、について記載していただけると判断しやすいです。
提案
既存アプリにカラオケマイクがあります。各種登録されていますが、いずれもスマートフォンをカラオケマイクとして使い、イコライザーにより周波数を調整する機能がついています。
今回、この機能を応用して、補聴器が必要だが実際にはまだ早いと感じている方を対象に、スマートフォンをマイクがわりに使い、自分でなく相手の会話音を聴く機能を持たせ、相手の話声を難聴の程度に合わせてイコライザーで調整できる、難聴者に特化した補聴アプリを開発しようと思います。使用者はスマートフォンで相手の声を調整し、これをイヤホンで聴くことになります。
必要な機能として、語音の明瞭度を上げるためにイコライザー機能は充実させたいです。感音難聴者を想定していますので、特に4,000Hz付近をいかに強調できるかががポイントになると思います。他、会話音をクリアに聴かせるアイデアがありましたら活用したいです。
iOS、Android双方での販売を予定しています。
追記
既存のスマホ補聴器としてすでにリリースされているアプリに、イヤーブーストがあります。よくできていますが、実際に確かめてみますと、自分の話し声かわずかに遅れて聴こえます。これは気になります。
また、最初に聴力を測定して、あとは自動調整になっており、ユーザーが利得のカスタマイズをできません。ボリュームのみ調整できます。
私は耳鼻咽喉科医ですので、自分のクリニックで利得を調整してあげることができます。また、調整後の実効聴力も測定できます。
今回の開発では、250Hz、500Hz、1,000Hz、2,000Hz、4,000Hz のイコライザー機能を入れること、とくに老人性難聴者を対象にしているため、4,000Hzの高音域のイコライザー機能は充実させたいと考えています。