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日経MJさんに記事を掲載していただきました!

ココナラが、2012年9月12日号の日経MJ(日経流通新聞)に掲載されました。

媒体名:日経MJ(日経流通新聞)
発売日:2012年9月12日
発行元:日本経済新聞社
掲載面:裏1面
特集名:ブームの予感
見出し:500円で特技売ります——ワンコイン、買い手気軽に
 
 インターネット上で「500円ショップ」とでも呼べる“業態”が活況を呈している。扱うのはサービス。ちょっとしたスキルやアイデアを提供する側とニーズを、1件500円というわかりやすい値付けで仲介する。お金をかけて依頼するほどではないが専門的な手助けがほしい、という需要は想像以上に多い。提供者の中にはまとまった収入を得る人も出てきており、新しい働き方としても注目されそうだ。
 

 東京都葛飾区にある医療機関「ともメディカルクリニック」に勤務する管理栄養士の菅原由美さん(30)はこのほど、個人がサービスを売買するサイト「ココナラ」で似顔絵の作成サービスを購入した。価格は1件500円。通っている文章教室の講師にプレゼントするための似顔絵など計3件を買った。菅原さんは「珍しいプレゼントだったのでとても喜ばれた」と話す。
 
 ココナラでやりとりされるサービスは様々。「化粧の仕方教えます」「ホームページの改善点指摘します」といったものから、議員秘書やホステスが絶対にはずさないプレゼントの仕方を教えたり、医療関係者が健康診断前に各種の数値を改善するための相談に応じたり、と広範だ。
 
 個人の特殊な技術や能力を売買できるとの触れ込みでココナラを立ち上げたのはネットベンチャーのウェルセルフ(東京・渋谷)。今年7月の立ち上げから2カ月余りで、サービスを提供したり購入したりできる登録会員数は6500人となり、成約した取引は約1600件に達した。扱うサービスの多様性が利用者を増やす。
 
 一方、ココナラで取引されるサービスの価格はあえて500円に統一してある。「サービス提供者には、『そのサービスはいくらですか』ではなく、『500円なら何ができますか』という発想でサービスを出品してもらっている」と南章行代表取締役。価格を固定した方がサービス提供側が参加しやすいと判断したという。買い手の菅原さんも「形の無いサービスをネットで買うのは初めてだったが、500円なので気軽に利用できた」と話す。