こんにちは、にょびたです。
4月になって、とても暖かい日が増えてきましたね。
私は春夏秋冬の中では、「春」が断然好きです。
若い時は「夏」が好きだったのですが、年齢と共に「春」が好きになった感じです。
「春」がなぜ好きかといえば、春は様々な花が咲き、蝶々や昆虫など生命の息吹が感じられるからです。
そのため、暖かくなってきてからは良く散歩に行くようになりました。外に出て五感で「春」を感じたいからです。
「秋」はどうなのかと思うかもしれませんが、秋は「物憂げ悲しい感じ」がするから春ほど好きではないなのです。その感じが良いと思う人もいるとは思いますが、人それぞれの感じ方があるので、それはそれで良いと思います。
さて、
今回は「私が感じるコピーライティングの面白さ」について書いていきたいと思います。
「好きこそ物の上手なれ」と申しますが、私がコピーライティングに「楽しさ」や「面白さ」を感じる部分があったので、これまでずっとやり続けることができたのだと思います。
今回、その面白さを文章という形で説明してみようと思います。
そして、ひとつは「科学的視点」から、もうひとつは「芸術的視点」から、最後に「知的好奇心的視点」から、コピーライティングの面白さについて説明しようと思います。
この記事を読むことで、あなたは「私が感じているコピーライティングの面白さ」を共有できるでしょう。
まずは「科学的視点」から見たコピーライティングの面白さですが、
以前書いた「日本人がコピーライティングを勉強すべき3つの理由」の中で、コピーライティングの再現性についてご紹介しました。まだ読んでない方はリンクからどうぞ。
それ以外にも、コピーライティングには科学的側面があり、それは「コピーライティングの研究手法」が科学的手法なのです。
具体的にいうと、セールスライティングを勉強したことがある方ならご存知だと思いますが、「A/Bテスト」とか「スプリットテスト」と呼ばれるものです。
これは、セールスライティングを研究し始めた頃から行われた方法で、今では当たり前のように行われているものです。
例えば、
成約率が1%のLPがあったとすると、
そのLPのある一カ所、例えばヘッドコピーを変更します。そして、変更前と変更後でどのように成約率が変化するのかを測定する方法です。
セールスライティングの場合、成約率はアップさせたいので成約率がアップするヘッドコピーはどれか、実際に測定しながら試していくんですね。
このようにして、現在のセールスライティングは研究され、その知見がセールスライティングの教材として販売されているのです。
で、その何が面白いのかというと、
「自分のやったことが数字として結果に反映されるところ」
です。
私は、最初に書いた自己紹介の記事のでも述べたように、元々理系人間で仕事も研究職をしていました。そのためか、自分が行ったこと(研究なら実験、コピーライティングなら文章を書くこと)に対する結果が反映されるところに面白さを感じているのです。
つまり、自分の行動で物事をある程度コントロールできることに面白みを感じているのだと思います。
また、科学研究というのは一つの発見や一つの謎を解明できたら、それに付随して謎がたくさん出てくるもので、研究が終わることはないのですが、コピーライティングも同じように、100%の正解がない分野なので、どこまで勉強してどれだけ練習しても終わりがないところも非常に似ています。
それは、日本の職人さんがその技量を一生かけて磨き続けるように、コピーライティングも一生かけても磨き続けることができることと同じことです。
そして一言で言えば、「その道を極める」といった面白さがコピーライティングにはあるのです。
次に「芸術的視点」ですが、
私がセールスライティングを勉強した時の教材である「ネットビジネス大百科」の中でも述べられていることなのですが、
コピーライティングやセールスライティングには、先ほど述べたような「科学的要素」の他に、「芸術的要素」の二つの要素があります。
そして、「芸術的要素」についてフォーカスして考えてみると、
同じ教材でセールスライティングやコピーライティングを勉強しても、上手くできる人もいれば、できない人もいます。
これは、もちろん文章の内容が違うといったことも関係します。しかしながら、同じテーマで文章を書いても、書き手が違えば読み手の反応が変わることから、コピーライティングには「不確定要素」が存在します。
この不確定要素は何から発生するのかを考えると、センスや人生経験や性格などの書き手のパーソナルな要素が関係していると思います。
そしてコピーライティングは、科学的な「再現性」と芸術的な「不確定要素」があるからこそ面白いのです。
なぜなら、もしコピーライティングに不確定な要素がなく、100%の再現性があるとしたら、それは人間でなくAIが文章を書いても同じものが出来上がることになってしまうからです。
ところが、実際には芸術と同じように「不確定要素」があるので、時には思った通りに上手く行ったり、時には思ったようには上手くいかなかったりします。
この上手くいったり、いかなかったりする「揺らぎ」が私にとっては「面白い」と感じますし、その感覚はゲームのような感覚と似ているかもしれません。そして、そのゲーム性がコピーライティングにハマる理由なのだと思います。
最後に「知的好奇心的視点」から説明しようと思います。
私はコピーライティングやセールスライティングを勉強して文章を書くようになると、知的好奇心が刺激されました。
なぜかというと、主張を明確に述べた後は、必ずその理由を説明をしなければならないので、その根拠などをネットで調べたり、本を探したりするからです。
例えば、心理学や脳科学の分野に関するものだったり、日本政府や企業が行なっている統計データやアンケートなどです。
そのため、私の知らないことに数多く触れる機会が生まれることになり、結果として私の知的好奇心を刺激するというわけです。
特に、心理学や脳科学はコピーライティングに密接に関係しているので、「なぜコピーライティングを使えば読みやすい文章になるのか?」といったような部分が心理学や脳科学の知識を得ることで、自分の中で理解できたり腑に落ちたりすることできます。
そのため、今まで読んだことのないような心理学や脳科学の本を自然と読むようになったのです。
さらに、心理学や脳科学は日々進歩しているので、それに対する興味は尽きることはありません。
このように、コピーライティングで文章を書くのも楽しいですが、その過程で様々なことを調べて知識を得ることも面白いことだと思います。
今回は、私が感じるコピーライティングの面白さについて「科学的視点」「芸術的視点」「知的好奇心的視点」から説明しました。
コピーライティングを使うと「売上がアップしたり、伝えたいことが伝わる」といった機能的な話はよく聞きますが、
単純に「コピーライティングの面白さ」について書いている記事を読んだことがなかったので、私が感じている面白さについて言語化してみました。