医学医療系の大学で医学領域の学生さんたちの教育と関連領域での研究・研究指導にあたってきました。
◎学生さんたちや大学・病院職員の方たち、あるいはそのご家族やご親戚などでも、その悩み・症状は、「鼻風邪」みたいなレベルから、乗り越えるのがとても難しい問題まで、実に多種多様です。
病院の患者さん、また、地域の方たちから問い合わせの内容はもっと多種多様です。
◎自閉症などの発達障害、多動を含む学習障害、思春期に始まりがちな摂食障害、パニック障害、統合失調症、就学環境・労働環境の中で起こりがちな鬱病、ノイローゼ(神経症)、いじめや家庭内暴力から来る無力感、そして、高齢者に近づく頃から心配な認知症(ご本人だけでなく家族にとっても深刻)
人は生きているから、生きてきたから、疲れたり病んだりすることがある。つまり、『生きている証拠』なのです。
◎上のような症状・問題・悩みには、心理的な問題と脳/身体の疾患由来の場合とがあって、その区別が難しい症状が多くあります。
向精神薬(「精神に効く薬」)は基本的に脳・身体に働きかけるので、脳や身体の疾患由来でない症状には無効か、逆に薬物依存や感情鈍麻を引き起こすなどマイナス面もあります。
◎心理的な対応では緩和できない場合もあるわけで、「『心』か脳か」の区別はけっこう重要なのですが、十分に理解されないまま現在に至っている症状も少なくなく、対処方法が少しずつながら改善に向かっているというのが現状です。
◎以前は鬱病や神経性食思不振症は励ませば何とかなるという考え方もあったのですが、励ましやカウンセリングは逆効果だと考えられるように変わり、鬱病の治療は抗鬱薬でという時代も過ぎ去ろうとしています。
◎対処方法は、ひとつだけとは限りません。
精神科、神経科、神経内科、心療内科のほうが良い場合、カウンセリングで十分改善が見込める場合、あるいは行動療法などの心理療法に参加することが良いと判断される場合、など。
そうした選択の道案内もできればと考えています。
◎話すこと・悩みを分け合ってくれる人がいることは大切です。
しかし、自分で試行錯誤すること、その方法を見つけることも大切です。
飢えている人に魚を与えるか、魚を釣り上げる方法を伝えるか。
この古の言葉を胸におきながら、いつも仕事をしています。
さあ、あなたのお役に立てますか?
・実際に購入される前にダイレクトメッセージや見積依頼で相談内容を一度ご連絡いただいてから御購入お願い致します。お役に立てない内容の問題である場合もあると思います。
・お好きなように、適当にアクセスしてください。適当に応答します(というのが基本です)。
以下はこんなのが普通かな、というイメージで、「こうしなければいけない」ではありません。
・お名前や立場は特に最初から必要ではありませんが、ニックネームなどいただけると便利です。
・問題・悩んでいることを簡潔にお伝えください。
・そうは言っても、問題や悩みを、最初から言葉で整理して話すのは簡単なことではないので、チャットしながら話をすすめるのが普通です。
・初めのやり取りは問題の内容を把握するために密度高く(一日に2-4往復)チャットし、後は少し時間を開けながらのやり取りにしたいと考えています(もっとゆっくり、メール形式でもOKです)。
・最初はリアルタイムチャットでもいいですが、内容が詳細になってきた場合は、数日〜1週間程度をかけてのやり取りになることもあるとお考えください(少なくとも1日1往復はできるようにしましょう)。