2024年都知事選を占う1

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2024年7月7日は東京都知事選挙です。告示日は6月20日なので、このブログを書いている時点ではまだ立候補予定者なのですが、選挙ドットコム等のサイトで確認すると、相当な数の候補者がいらっしゃることがわかります。その中で最も多いのがNHKから国民を守る党(長いので、以降はN党と略します)からの候補予定者です。N党ではなくても、それに近い団体の方を含めると更に多くなりますので、今回はN党とその関連団体と思われる方、活動内容が不明瞭な方は除いて、それぞれ、簡単に四柱推命で鑑定してみました。ポイントは「十二運」「本質」「大運・年運・月運・日運」「調候用神の有無」で、ほぼいつも通りの鑑定ではあるのですが、あまり時間をかけていないので、かなり簡単です。実際の当落よりも、四柱推命の面白さを感じていただける内容になりましたら、と思います。


【大和行男】1978年1月28日 医師。
本質は庚。大きな刃物、ノコギリや斧などに例えられます。五行は金、陰陽は陽。五行の金の方は情報に強く、陰陽が陽の人は組織ではトップに立ち、自分を前面に押し出して組織を引っ張っていくやり方が向いています。
日柱十二運(生まれ持った個性)は絶。自分が自由に動けるように常にトップで有り続けたいというタイプ。芸能人にも多い個性ですが、絶の方はマルチプレイヤーなので、急にこれまでと関連性のない職業に転職しても、最初からそれなりにやれてしまいます。直観力、瞬間的な判断力に優れているので、医師は適職です。庚寅の絶の方は、自由を愛する絶の人にしては着実性があり、奔放性は少なくなります。
月柱十二運(成長過程で身に付けた個性)は墓。協調性を重んじ、連帯意識と計画性、蓄財性に優れています。社会情勢を的確に捉える判断力があります。研究心旺盛で、事業家にも向いています。
現在は三合金局という特殊な状態になっており、金の気配が強くなっています。
空亡は午です。通常、空亡は2つ有るのですが、冲と被っている場合は空亡は冲に負けるので打ち消されてしまいます。
空亡は気の抜ける時、冲は生まれ持った運である命式では衝突等や対立といった意味を表しますが、年運や月運、日運といった変化する運=行運では動いて吉、の時を意味します。午が空亡ということは6月は行動を起こすには適していません。公示日の6月20日から投票日前日の7月6日までは6月の運気なので、思うように選挙活動に力が入らないかもしれませんね。医師としての活動を簡単に拝読いたしましたが、素晴らしい活動だと思いますので、そちらの宣伝にはなると思います。調候用神という、いざという時に救いがあり、自分自身の力で困難を乗りきれるものをお持ちです。調候用神を象徴するものがラッキーアイテムになりますが、甲の場合は青・緑がラッキーカラーです。
年運は方針を転換させた方が良い時。油断すると評価が下がる時。逆風が吹いています。7月7日からは印綬運で、これまでの事を収束させる纏めの時期です。また7月7日の日運は比肩運ですが、これは方針を転換させた方が良い時です。児童福祉等の活動は政治家とのパイプ作りができたなら、そちらの方で更に発展するのではないかなぁ。どうなんでしょうか。すでにそういった関係が出来上がっていて、それが今回の立候補に繋がっているのだとしたら、ちょっと的外れになってしまうでしょうか。今年は本来なら、本業に専念すべき時なのですが…。

【内海聡】 1974年12月9日 医師。
この方も医師ですが、大和氏とはちょっと傾向が違っていて、既に市民運動的な分野で活動されている方です。
本質は甲。五行は木、陰陽は陽。甲は太陽を目指して真っすぐと伸びる大樹に例えられます。正義感が強いタイプと言われます。陰陽は陽なので、リーダーとして周囲を引っ張っていくタイプです。調候用神は丙。赤と茶がラッキーカラーです。空亡は未なので、7月、未の日、13~15時は大事な事を決めるのには向いていません。7月6日からが7月の運気に入るのですが、そこからの一か月は気の抜けた状態になりがちです。新規の事は避け、いつも通りの行動をこなせばケアレスミスを防げます。
先天的個性の日柱十二運は「絶」なので大和氏と同じですね。ただし、甲申の日生まれの絶の人は、テキパキとした行動力と迅速な処理能力が一層強いので、その辺りがちょっと大和氏とは違ってくるかな。自由を愛する感覚型の絶でも、このように生まれ日の干支によってちょっと違ったタイプの個性になるのです。
そして後天的個性の月柱十二運は「沐浴」です。沐浴の人は目的のない人生を嫌います。ただ考えるだけでなく、実現の具現化、行動を考え、分析し、結論を出します。単独行動を避ける傾向があります。そういった家庭教育や学校教育を受けてこられたのでしょう。考えるだけに終わらず、行動に移しなさい、という指導を受けたかな、と推測しました。
年運は偏官運。残念ながら、負けた時を想定しておいた方が良いでしょう。ただし、7月の月運は印綬運ですから、これまでの事を総括するのに向いています。これまでご自身が積み上げてきた実績を再確認し、まとめる作業に費やすことで、今後の方針に生かせるようになるのではと思います。また投票日の7月7日の日運は比肩なので、新たな気持ちで出発するのにも向いています。


【蓮舫】 1967年11月28日 クラリオンガールからキャスターに転身し、その後、政治家へ。双子の母。
本質は「丙」 太陽に例えられます。五行は火、陰陽は陽。リーダータイプです。空亡は辰なので、4月、辰の日、7~9時は大事な事を決めるのには適していません。調候用神を持っており、他者からの引き上げ、助力なしに自力で活路を見出し、トラブルを回避します。調候用神は壬なので、ラッキーカラーは黒やダークカラー。白いスーツを着用されているイメージが強いのですが、黒やチャコール等が多めのモノトーンが勝負服にはおススメです。
先天的個性を表す日柱十二運は「病」。感受性が強く、高尚な感覚の持ち主のため、複雑な感情の現れ方をします。理想を実現することに尽力を注ぎますが、理想と現実は違うと分かり、世の中の裏側を知ると、世間を信用せずに用心第一で生きていきます。
周囲の意見をまとめ、自分の意見として作り変える才能があります。気分屋の所があるので、機嫌とか態度の良い時、悪い時が極端です。横から口を出されるのが苦手で怒ります。相手を褒めるのも、借りを作るのも苦手です。適性は芸術、芸能。病の人は自分に親しい人には親身になりますが、他の人には一線を引きます。また親分肌なので、相手のお返しを当然とするので面倒を見られるとお返しをしなければとあせり、気前が良くなります。理由のないお金は出さないのですが、可愛がっている家族や子供、仲間には気前よくお金を出すという傾向もあります。
後天的な個性は絶。これは大和氏、内海氏の本質的な個性と同じですね。ただし、月柱十二運が示す個性は成長するにしたがって、家庭環境など周囲からの影響で培われる個性ですから、芸能や芸術に多く触れる環境で育ったのかもしれません。
個人的には彼女のやり方、振舞いは苦手なので、支持者がいる事が不思議だったのですが、こうやって十二運を出して観てみると、身内に対しては愛情深く、繊細な女性であるという一面が見えてきます。それが親しい人にとっては魅力的に映るのでしょうね。芸能人や家庭人としては良い素質であり、国や、一つの国家レベルの規模である都ではなくもっと地域に根差した政治活動であればよい政治家になるのだと思いますが、大局を見据えねばならない国政には、お母ちゃんが子供を抱え込んで大事にするようなやり方は合わないんじゃないかなぁ。あのキンキンと響く声は「家の子になにすんのよ!」という防衛本能丸出しのお母さんの姿とダブります。ご子息が一時期、糸山英太郎氏の養子となって蓮舫氏と決別したともとれるような状態だった時は相当落ち込まれていたとのことですが、病の人にとってはかなりキツい出来事だったんじゃないでしょうか。今は元の戸籍に戻ったとのことですが、「一度、こうと決めたら結果を出すまで戻ってくるな」と突き放して応援できないところは、やっぱり政治家である前に母親だからなのでしょう。
大運も年運も、今年の蓮舫氏は、大雑把に観ればよい運ではあります。大運は「苦しみの中にこそ活路のある運。主に愛情問題、ビジネス上の問題を抱え、異性関係で揉め事が発生しやすく、その修復の為にストレスが溜まり、苦労する。冷静な判断と粘り強い姿勢で対処するならば、予想以上の成果を得る。」で、今年は「積極的に打って出る年。常々、自分の考えていたこと、やろうとしていたことを実現に向けて、決断、着手して成功できる運」であり、引き立てや推薦にも恵まれます。7月は劫財運なので対人関係は揉めそうです。7月7日の日運は食神。いずれにせよ、何らかの成果は有りそうです。
感情に負けない姿勢が維持できれば吉を掴めます。表に出る結果は良い暗示が多いのですが、彼女の場合は、とにかく、感情を如何にコントロールできるか、にかかっているようです。
ちなみに、相続運でもあるので、身内か親からの相続を受ける可能性もあります。

【小池百合子】 1952年7月15日 キャスターから政界へ転身 長らく国政の場に身を置いており、初の女性総理になるのではという噂もあったが、舛添要一元都知事が任期途中で辞職したため都知事選に立候補し当選。初の女性都知事となる。令和2年の都知事選でも再選し、都知事を2期、つとめている。
本質は「壬」。壬は海や大河に例えられ、「母なる海」としての側面を持つ一方で、「全てを飲み込む荒波」へと変貌する二面性を持つと言われています。五行の水で陰陽は陽。小池氏も先のお三方と同じく陽なのでリーダータイプであり、自分を前面に押し出していくやり方が合っています。
なお、五行の水の人は陰陽いずれも知識欲が旺盛で頭が良いという傾向があります。また、何にでも首を突っ込む好奇心旺盛な所と、誰とでも仲良く付き合おうとする親密さが、時に浮気性と誤解されやすいです。そういった面では、小池氏はあらぬ誤解を受け、裏切られたと一方的に恨まれることも多いかもしれません。
十二運は日柱が「冠帯」で、これはマスコミや広報といった仕事に向いています。時流を読むのに長け、周囲と歩調を合わせるのが上手いので、トレンドを掴むのが上手いです。一方で、自分より優れている「出る杭」には嫉妬心を覚える事もありますが、生来持っている旺盛な知識欲で、その辺りはカバーできているかと思います。つまり、自分のいるステージそのものを上に引き上げる事で、周囲は優れた人物ばかりになりますので、そこでは出る杭には成れませんが、自分の価値を落とすこともありません。とにかく社会から好意を持たれる人で有りたいと考えます。一方で地味で裏方な仕事は苦手です。ただし、何事かを成す時には徹底的に調べ上げてから、腹を括って断固として実行に移すタイプでもあります。冠帯とは、若者が冠を授かって大人の仲間入りをする様子を表しており、いつまでも若者特有の自信の現れと、仲間から外れないようにしたいという気持ちを持っていると言えるかもしれません。
後天的な個性を示す月柱十二運は「養」です。これは愛情型と呼ばれており、人見知りをする傾向はあるものの、親しくなった人には惜しみなく愛情を注ぐタイプです。また情報力にも優れています。中小企業の経営者にも向いています。身近な人に愛情を注ぐという部分は蓮舫氏の「病」に似てなくもありませんが、病に比べると養はもう少し単純な愛情表現かな、とも思います。後天的なものですから、愛情を一身に注がれて育った幼少期から青年期を過ごしたのではないかなぁ。
空亡は子です。ここまでの4人は全員、本来なら2つもつ空亡を1つしか持っておらず、全て、冲によって1つが打ち消されています。空亡が1つということは、それだけ、ウィークポイントとなる時間や方角が少ない訳ですから、それが何かしら良い作用を及ぼしているのかもしれません。
小池氏も調候用神をお持ちですので、自力でトラブルを回避できます。調候用神は辛。ラッキーカラーは桃色などのパステルカラーと銀。キラキラとしたブレスレットがラッキーアイテムです。
2024年は年運と命式で冲を形成しているのですが、命式の日柱との冲は身体に変化が起きるという意味になります。大運には人気運を表す紅艶と病気や怪我を表す血刃、そしてそれらの意味を更に強める羊刃という星が現れています。大運の10年間は人気が爆発するものの、大病にもなりやすい、という暗示が推測されます。また年運は「ミスや手抜かりが後になって響き、収拾策でまた忙しくなる。病気に注意。消耗が激しい。必ずしも満足できない決断をせざるを得なくとも我慢した方が良い。周囲と歩調が合わない。協力が得られない。」と出るので、まずは、病気に注意した方が良さそうです。忙しく立ち回る中でも、ちょっとでも体調に異変を感じたらすぐに診察を受けてほしいなぁ。
7月は偏財運で吉凶混合。妥協第一とすべき時。ただし調候運でもあるので、追い風は吹きます。また投票日の7日は正官運なので大吉。当落いずれにしても何等かの利益は得られそうです。

とりあえず第1弾はここまで。次回、第2弾は田母神俊雄、桜井誠、AIメイヤー、清水国明、アキノリ 将軍未満の各氏を予定しておりますが、それまでに候補表明の状況が変わった場合は内容も変更になります。











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