失せ物の占い

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 失せ物の占いにははっきり言えない時が2種類ある。一つは盗まれたとき、もう一つは依頼人の人格が分裂していて別人格が置いたところがもう一つの人格にはわからないというパターンである。どちらも無くした後はその後も移されていくから毎日ありかは移動することになる。
 昔は落としたクレジットカードなど不正に使われたり、暗証番号試されたりしながら転々と移動していき隣の県まで行ってカード会社から電話がかかってくることもあった。最近はすべて防犯カメラにとられているため物理的カードを拾っても使ったりされることは減っているが、サイバー犯罪として狙われる対象になっている。ともあれカード類はそれ自体価値がないので出てくる確率は高い。
 現金が入った財布になると最近は中身とられてゴミ箱に捨てられているためか、全て出てこない傾向にある。すなわち大事なカード入れには現金は入れておかないほうがいいということだ。
 これらは、よくお客さんに「財布の場所は見えないのですか」という質問に対して「占いだから検討付けているだけで見えないし、ものが動かされているから刻々と変わる。」と言わざるを得ないほど動き回ることになる。
 だが策謀的失せ物もある。彼のアパートにわざとコートを忘れてきたりバッグを忘れてきたり、洗面台にファンデーションを置いてきたり。わざとでなくとも無意識にやっているパターンもある。もう一度確認にいきたいとかいう意識が働いていたりする。
 ものを忘れて置いてくるのももうこの思い出のものはいらないと無意識に思っていたり、贈ってくれた人の思い出を捨て去りたかったりして忘れおいてくることもよくあることだ。
 そんなこんなで失せ物はなくした人の心の反映であることがおおい。
 詳しく見ていくと、会社の更衣室に財布入りのコートをかけていたら財布がなくなっていたなどという事件も、実は被害者になって加害者をあぶりだして非難する快感を求めていたりする。盗人の弁護をするわけではないが、盗難にはだから言及しない。
 「無くした」と思った時なぜ持ち歩いているのか、なぜ落とすリスクを恐れていなかったのか、落としたらどうなるのかを瞬時に思考するだろう。その思考をするために、普段ぼーっとしている自分に喝を入れるために無意識の自分が悪さをしているのだろう。そして探そうと記憶をたどる。運命は自分の記憶をたどらせることによって物をなくしたことを通して、自分の行為を顧みるように警告している。占はその気づきを補助する。
 よく物をなくして反省しない人にはその後、運が去っていき不名誉な左遷・孤立が続く。これを戒めとして自分の行いをよく振り返る人には新しい気づきと幸運が訪れている。
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