日本では2月10日午前8時00分頃、ヒューマンデザインでは太陽が49番ゲート(49.2)で新月を迎えました。
( 2024年2月10日 8:00 )
※ヒューマンデザインジャパン 公式ホームページより作成
易経では、49番は、沢火革(タクカカク)です。文字通り改革、革新。イーチンカードに描かれているように、目の前に突然、ヒグマならぬトラが現れて。今まさに、早急な対応を迫られている・・・。という意味合いでしょうか。
ヒューマンデザインのチルリラグリンカードでは、
「アウトレイジ」何かあればすぐにオラつく です。
侮られたり、さげすまされたり、馬鹿にされたり 、罵られたり 、ないがしろにされたり・・。そんな仕打ちに激怒する。ぶつかり合い。まさに北野監督「アウトレイジ」の世界観。まるで、戦国時代のような、新旧交代と下克上?
でもこれはある意味、改革・革新であって次へのステップへ進むためには避けては通れないことなのかもしれません。
また、49番は、ラインレベルだと、49.2「最後の手段」です。
「大鉈を振るう」その瞬間まで、何とか波風立てずに穏便に済ませる手立ては無いものだろうか。拒否されるかもしれないし、受入れてくれるかもしれない。他に手段は無いものだろうかと徹底的に考え抜くのです。
一方で、あれやこれやと根回しや調整に精根尽きてしまって、大鉈を振るわざるを得ない状況に周囲からの支持は得られず八方塞がりに。それでも妥協はしたくない。そんなジレンマにさいなまれてしまう。
それでも、「大鉈を振るう」という「改革」は、決して感情的にならず、盲目的にならず。行き当たりばったりではなくて、準備をし計画を立ててフォローしていく。49番ゲートは「部族」のゲートでもある。村八分にされるのが一番辛い。
そういう意味では、衣食住の確保の大切さ。美味しい食べ物と、安らぎの場、気の置けるパートナーがいれば、落ち着きを取戻してくれるかも?改革・革新はもっとマイルドなモノになるのかもしれませんね。
そして、チルリラグリンだと、今回の新月は、①『寝ても覚めても哲学者』②『天才奇人変人』のパッカーンのカードで構成されている。“地球人離れ”した発想?ミステリーでひたすら考え続ける。そして、天才的な、凡人にはにわかに理解しがたい?エッジの効いた斬新な発想で(笑)「芸術は爆発だ!」岡本太郎さんがかつて放ったフレーズみたいな・・。
それと。冥王星と火星が、60番ゲートで重なっている(コンジャンクション)のも興味深いですね。やんちゃなイメージの火星と、変容と再生の冥王星が重なり合うのです。
満員電車。「えっ!」このタイミングで「出してしまった・・・」とか(笑)恋愛なら、「ラブストーリーは突然に」ということでしょうか。予期せぬ変化が、予期せぬタイミングでやって来る。何もネガティブなことだけとは限りません。今までとは明らかに違う自分。
それは、サナギになる前兆?喜ばしいことじゃないですか!やがて美しい「アゲハチョウ」に変貌していくのですから。
今回の新月は、チャート上では、ヒューマンデザインのタイプがメンタルプロジェクター。オーソリティ(権威)なし。つまり、決断は、様々な人からの意見やお話を聞きながら、「心地よい招待だ」と感じたものであることが要です。
さて。2024年2月の新月。
あなたにとっては、どんな新月でしょうか。
さて、つらつらと書いてしまいましたが、
改革・革新は、北野監督「アウトレイジ」の世界観では、力で制圧することもいとわないものでしたが、「人間関係の親密さ」からの学びと気づき。その延長線上に、今までとは違う自分に気づかされるとき(予期せぬ変化が、予期せぬタイミングでやって来る)。それは、上手く言葉や行動で表現できないかもしれないけど、人から聞かれれば、雪崩のごとく人を魅了していくことでしょう。
人によっては、新月の前後数日間は、いろいろと体調や気分が不安定になりがちだと言われていますよね。とくに、今の時期、空気が乾燥していて。たちの悪い風邪が流行っているようですよ。喉の痛みがなかなか治まらないとか。体調管理はしっかりと。
わたしも人のことは言えません。ちょっと喉の調子が悪いんですよね(笑)
10日(土)が素敵な新月でありますように。