酢酸を例にとります。
3パターンあると思ってください
①酢酸が100%からのスタート→弱酸の電離
②酢酸イオン100%からのスタート→加水分解
③酢酸も酢酸イオンも両方それなりにある状態からのスタート→緩衝溶液
まず①、酢酸を水に溶かすケース
②酢酸水溶液と水酸化ナトリウム水溶液を溶質の物質量等量混ぜるケース
Khは加水分解定数ですね。
③酢酸水溶液に溶質の物質量がそれより少ない水酸化ナトリウム水溶液を混ぜるケース(酢酸水溶液に酢酸ナトリウム水溶液を混ぜるでもよい)
画像中「β≪1」になってますが、正しくは「|β|≪1」です。βが負の場合もあります。平衡がどっちに移動するか分かりませんから。
弱酸・弱酸イオンの水溶液の濃度の問題はこのように解きます。3パターンに整理して覚えましょう。