「生き残る」という言葉を使わない

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ビジネス・マーケティング
自宅近くにあるコンビニを数えてみた。
いずれも歩いてちょっという距離ではないが、車で数分の場所にある。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート・・・
何処に行こうかと考えあげるだけでも数店はある。

「コンビニは高いのが当然」とあきらめて、今必要なものだけを買う。
週間で使うものは、「少しでも安いものを」と思い、スパーやドラッグストアを使う。

コンビニで買い物かごをレジにいくつも並べるのは変だし
スーパーで、500mlのペットボトル1本を片手に順番を待つのも嫌われる。
器用に分けているつもりでも、同じものが違う値段で売られている。

そう考えると、スーパーは商品を売り、コンビニは時間を売っているように思える。当然と言えば当然で、改めてここで書き出すことでもない。


100円ショップはどうだろうか?
高品質なものは求めなくても充分こと足りるものを求めている。
100ショップの魅力は、「そうそう、これが欲しかった」という思わぬアイデアの発見だ。価格の安さが、ちょっと使ってみようかというハードルを下げる一因になる。 そして、「今日は何があるんだろうか」という来店の楽しみも誘う。

時間を売るコンビニ
生活を売るスーパー
健康を売るドラッグストア
アイデアを売る100円ショップ

こう整理するとおもしろい。
これに高品質で高価、価値を提供する専門店やブランドショップが加わる。


でも、ネットインフラを使った通販がすべての代用となるかもしれない。

違いは現物感覚だ。
これも5Gの世界が広がり、さらに次世代となれば解消される可能性はある。
現物の移動も、ドローンの進化でアニメで見た未来社会に繋がる。
変化は音もなく静かに進行している。進化に「激変」という言葉はない。

時間、生活、健康、アイデア、この先売れるものは何だろうか?
実店舗という存在はこの先あるだろうか?
色々想像しても分からないことだらけだ。

でも確実に変わる。それだけは確かなことだと思う。
人の持つ競争心はいつも新しいものを創り出してきたからだ。

懐古主義も否定しない。
でもその存在は新しい世界の成長がなければ語られない。

変化する社会を楽しみたいと思う。
だから、「生き残る」という言葉は使いたくない。
「また新しく始める」と言いたい。

この言葉を使えば未来に対する不安が晴れていく。
少しだけどそんな気がする。

でも今は、スマホを触りながら黒電話を眺めていたい。
これも有りです。
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