一生懸命に努力を重ねて結果を出したとしても、それを他人が認めてくれないかもしれない。他の人の手柄になるかもしれない。もしかして感謝されてもすぐに忘れられるかもしれない。つまり称賛を求めることをモチベーションにしてはいけないということを私はこの映画(黒澤明監督「生きる」)から学んだのです。「正しいと思うことをいいカタチで成し遂げることができた」という自分の中の達成感こそが大切なのだと。 運よく私は成功を手にし、ノーベル賞をいただきましたが、その生き方は今も変わりません。