自分でタロットカードを引いても当たらない?エゴが入ってしまう?

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占い
こんにちは。今日は秋分の日、お彼岸のお中日。昼と夜の長さが等しく、一区切り、季節の切り替わりの時です。幸い連休中は全国的に天気も良さげ、ご先祖様のお墓参りもお忘れなく。

さて、今回は自分でタロットカードを引いても、なぜか当たらない、
何か自分に都合が良いように解釈していしまう、
本当にこれでいいのだろうか?と思うというご意見を聞いたことがあったので、それについて私なりの考えをお伝えします。

■考え
タロットは当たる当たらないという目線で見ないで、 カードが何を訴えているのかに耳を傾ける 

■理由
・すでに未来が決まっているとは考えない>当てるという観点は不要
・カードに質問をするから質問にばかり意識が向き、囚われる>質問不要
・当てようとするからカードの意味からどんどん離れていくし、
当てようとするから自分のエゴが入ってしまうと感じる

■具体例
質問:この先どうしたら彼とうまくいきますか?
カード:運命の車輪
意味:人知を超えた力、あなたの意図とは別の力が働いている、上がったり下がったりする、うまくいくとか、うまくいかないとか止まっていなるものではないのでどうしようもできない、状況に抗わず現状を受け入れることが大切。
幸運や不運のはかなさ、何もかもコントロールしたいと思う心への戒め。
※運命の車輪を回しているのは運命の女神であるという考え方が背景にある

■主張
質問をしようとしまいとカードの意味は変わりません。どんな質問であろうと、運命の車輪の意味自体は本来変わらないのです。プロの占い師の方は、個々の質問に合わせて、言い方を変えてお答えしていると思いますが、本質的な部分は同じはずです。

■方法
それではどのようにカードを引いたら良いのかについて、2つの方法をお伝えします。
1つは質問なしでカードを引いて、カードの意味をリーディングし、今の自分の状況に重ね合わせる。
もう1つは質問をしてカードを引いて、質問はいったん置いておいてカードの意味をリーディングして、改めて質問と照らし合わせてみる。
いずれにしてもカードからのメッセージは同じなので、やりやすい方でやってみると良いと思います。

■結論
質問に引っ張られるならむしろ質問などしないで、カードだけ引いてみることをお勧めします。カードを引いてから自分が置かれた状況と重ね合わせてみたら、今回の質問であれば、彼とうまくいくか、うまくいかないか自分ではどうしようもない時もあるんだな、身を任せるしかない時もあるんだなと読み取るということがわかると思います。
うまくいくか、うまくいかないかという質問に引っ張られてリーディングすれば、「どっちだろう?幸運のカードだからうまくいくだろう!」と読んでしまいがちでしょう。しかしうまくいくか、うまくいかないかどっちだ?というその問い自体が、違っているというのがこのカードのポイントです。なぜなら、運命の車輪を回しているのは、運命の女神であり、私たちにはどうしようもない、まさに運を天に任せるしかないということを告げるカードだからです。
このように質問に引っ張られると、その問い自体が間違っていることに気づくことができません。質問を絶対視しない、質問が間違っている(その視点観点が違っている)というアドバイスが来ることも、タロットにはあるというところが、最大の魅力だと感じています。
特に自分でカードを引く場合には、この「視点が違っている」というメッセージを受け取る余地を残すためにも、質問なしをお勧めしたいです。そうやって回数を重ねるとカードの意味をよりつかめるようになるはずです。




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