クリック戦争には参加すべき?就活のクリック戦争のコツや勝ち方

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就活が解禁すると必ずTwitterトレンドになる「クリック戦争」

「絶対に就活で成功したい!」と一生懸命意気込んでも、クリック戦争でいきなり挫折することは避けなければいけません。

結論からお伝えすると、就活のクリック戦争で勝つにはコツがあります。

私自身も就活生時代から、このクリック戦争のコツや理解を事前に深め、良いスタートダッシュを切ることができたからこそ、今があると思っています。

就活成功の可能性を少しでもあげるため、この機会にクリック戦争を知っておきましょう!

記事では、具体的なクリック戦争のテクニックや、勝利のポイントについて詳しく説明しています。

そもそも就活のクリック戦争ってなに?

まず、クリック戦争=就活用語です。
明確な定義はありません。

そのため就活を経験した私なりの解釈となります。
クリック戦争とは、一言で言えば、就活サイトのサーバーダウンです。

【いつ】就活解禁日である3月1日に正午スタート
【どんな】リクナビやマイナビなど就活大手のサイトがサーバーダウンする
【なぜ】全国の就活生が一気に就活情報収集し始めるから。

就活解禁日から企業の情報が一気にアップされます。

その中でも、一番クリック戦争になるページはその企業の「説明会参加予約ボタン」です。

自分が見たい企業ページへ思うように進めなくなりイライラするでしょう。
そして気付いた頃には説明会の枠が全て埋まっています。

皆が「私だけ出遅れている?」と不安になり「クリック戦争」という言葉となります。

そのためサーバーがダウンしてしまう前に、いかに関心のある企業の説明会参加ボタンを押せるか?

このクリック戦争を制することこそが、就活の初動で大切なポイントです。

就活でクリック戦争に参加するメリットは?

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次に、就活のクリック戦争に参加するメリットを紹介します。

説明会に出席できる予約ができる

就活でクリック戦争に参加する最大のメリットは「 説明会の参加予約」をクリックできるか?

皆さんも 関心がある企業の説明会には行きたいですよね?

しかし、人気の企業であればあるほどクリック戦争の翌日、目が覚めてからだと満席になっていることがざらにあります。

そのためあえて正午までパソコンの前でクリック戦争に参加するメリットは確実に説明会の予約を取るためとも言えるでしょう。

就活生で意外とつらいのは「就職活動をしたくても活動できないこと」です。
今後は周りの友人から「内定がが貰えた」等、いろいろ話が入ってきます。

そんな中、自分は説明会すら行けないのであれば焦らないはずがありません。

就活はメンタルとの闘いでもあります。
クリック戦争を制することで、この就活の初動である関心深い企業の説明会参加をまずは目標にして参加してみましょう!

(※もちろんやみくもに予約するのは良くありません、ある程度関心が強い、本気で就職したい企業に対してアクションを起こすようにしましょう)

内定獲得の確率が上がる

クリック戦争に参加し勝利することで、内定獲得の確率が上がります。

クリック戦争は、ただのクリックと見せかけて、実は企業が求める人物像を把握するための手段でもあります。

現代ではインターネットの閲覧状況からクリック状況、いかなる情報までもが企業間で取引され効率化が行われています。

自分の閲覧状況を把握したうえで自分にあった広告が出てくるのと同じです。
当然就活におけるクリック戦争にも同じことが言えるのです。

ポイントは企業側に立ってみるとわかります。
※ここの理解は就活をするうえでかなり大切です

企業側は膨大なエントリーの中から優秀な学生に内定を出すのはもちろんですが、大前提として志望度が高いことが必須です。

この「志望度が高い 低い」の指標として、クリック戦争でクリックした情報が使用されていると考えられています。

例えば・・・誰もが知っているお菓子メーカーは就活生にとって超人気企業。

採用人数が少ないため、倍率は数千倍になるとも言われています。

その中から、単に優秀な学生に内定を出しても、そのような学生は他社でも内定を得ている可能性が高い=内定辞退率が高い。

企業の人事部採用担当者は内定辞退を特に嫌がります。
なぜなら自分が勧めた就活生が最終内定辞退されると採用担当者の評価が下がるから。

言い換えると、採用担当者の評価はいかに優秀な就活生に入社してもらうかに加え、いかに内定辞退率を下げ採用計画通りの就活生に入社してもらうかが大切。

つまり、企業側としては単に優秀な学生より、当社に強い関心があり、やみくもにエントリーしていない就活生が志望度が高い学生と判断します。

そのため「志望度」が大切なのです。

さらに例えるとすれば、業種を関係なく、お菓子メーカー、総合商社、マスコミ、銀行といった人気企業にエントリー+説明会予約をしている就活生は、「この就活生ブレブレだな、志望度は決して高くないな」と思われても仕方ありません。

就活におけるクリック戦争とは、将来的な内定に直結すると見てよいでしょう。



企業研究の機会になる

クリック戦争に参加することで、企業の特徴や魅力を知ることができます。

企業がどのような価値観を持ち、どのような人物像を求めているのか、企業ページに記載があります。

また、クリック戦争に参加したことで、自分自身がどの企業に興味を持ち、どの企業とマッチするのかを考えることができます。

このように、クリック戦争は企業研究を無理やり行う環境に立つといった点でも役立ちます。

個人的には就活解禁日から就活を0からスタートするようではすでに少し出遅れています。

しかし、まだ始まったばかりです。
ここから焦りをもってこの半年間、内定に向かって突き進めば問題ありません。

就活でクリック戦争に参加するデメリットは?

クリック戦争に参加することでのデメリットもあります。

以下で就活でクリック戦争に参加するデメリットについて紹介します。

シンプルに眠い

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シンプルに眠いこともデメリットです。

中にはクリック戦争には参加しないでいい といった声もあるくらい。

どうせサーバーダウンするなら翌朝、快適な状況でスイスイとクリックする方法も1つです。

解禁日の夜中まで目を覚ましてパソコンの前で準備をしていてもクリック戦争に勝てるという確証は全くありません。

説明会の予約がひとつも取れないままサーバーダウンしていると当然イライラします。

また、何をしていいかわからないかなり不安な状況に一気に落ち込みます。

眠さと戦ってでもクリック戦争で戦う必要があるのか?
そう思うのも当然でしょう。

自分の魅力が伝わりにくい

就活のクリック戦争は、短期間で多くのクリックを集めることが求められます。

就活のクリック戦争の時点ではリクナビ・マイナビの就活サイトには簡易的な個人情報しか登録していないケースが多いかと思います。

そんため、企業に対して自分の魅力を十分にアピールすることができない場合があります。

つまり、クリック戦争時点で大切なのは、第三者からみて安易な材料である「学歴」が最も重要視されます。

就活フィルターとも言われますが、学歴により説明会が空席でも満席になったりして低学歴を排除する動きもあることは事実です。

低学歴やFランと言われる大学学歴の就活生にとっては、現時点で自分の魅力を伝えづらい。

これはクリック戦争におけるデメリットとも言えるでしょう。
(面接等で挽回可能ですので問題はありません)

ストレスが溜まる

クリック戦争は、短期間で多くのクリックを集める必要があります。

そのため、就活生は、マイナビ・リクナビを駆使し、とにかくクリック数を増やすことに多くの時間を費やします。

その結果、ストレスが溜まることがあります。
普段からするような活動ではないため当然です。

しかも、夜中という時間的にも睡魔もきます。

サーバーダウンがいつ解消されるのか、待ちわびるあまり翌朝になってしまいいきなり体調不良で就活がトラウマになる就活生もいます。

まだスタートしたばかりです。気長に気持ちを切り替えて頑張りましょう。

企業からメールが大量に届く

クリック戦争を終えると大量のメールが届きます。

自ら情報収集を行っているのになぜかイライラします。

大量のメールを見た後、「なぜここにエントリーしたのだろう?」と思う就活生も少なくないはず。

普段からメール処理に慣れている就活生は少ないと思います。
私もそうでした。

良いほうにとらえるのであれば、仕事にも寄りますが就職すると、毎日がこんな感じになる可能性が高い。その練習ととらえましょう。


クリック戦争は内定獲得の鍵を握る!?就活生が取るべき戦略とは?

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ここではクリック戦争が内定獲得の鍵を握ると言われていることに着目します。

そこから就活生が取るべき戦略についてお伝えします。

就活生が取るべき戦略→就活効率化

就活は情報戦です。
1学生で100以上のエントリー、10数社の内定を取る学生もそう珍しくありません。

たくさんの情報を処理、効率化できるかが命取りなのです。
ここでいう就活効率化とは、就活スケジュールの効率化です。

今後エントリー・説明会等たくさんの予定がひっきりなしに詰まっていきます。
それを管理するツールを導入すべきです。

しかも、そのほとんどの企業でマイページが振り当てられID・PWを設定、説明会の予約案内が来たら急いで予約しなければいけません。

「就活 Excel 管理」とググるといろいろ出ますが無料より有料をお勧めします。
理由は無料のツールの製造元は就活サイトがほとんど。

つまり広告要素や就活に対する宣伝もかねていろんな無駄な機能があったり正直使いにくい。

有料ツールはそういった無駄を取り払い、使用感のみを追求した就活Excelツールです。


「ESは書き上げたけど提出期限を過ぎていました..(汗)」
「説明会の予約案内が来たけどクリック戦争に負けて満席・・・」
ということを防ぐことができ説明会の予約のクリック戦争に勝つことができます。

就活生が取るべき戦略→自己分析

就活解禁から、かなり多忙な日々が始まります。

自己分析、業界研究、企業研究、ES、WEBテスト、面接対策等など・・・
私の経験として周りの友人に就活ステップが進んでる人がいればかなり焦ります。

しかし、初めのステップである自己分析に時間を掛けなければ、かえって遠まわりとなる可能性が大きい。

現時点で自己分析が完璧だといった学生はそう多くないかと思いますので、クリック戦争と一緒に、自己分析についても今一度精度を上げていくことをしてください。

就活生が取るべき戦略→WEBテスト対策


少し前までは、Webテストはお金で買える時代でした。
1万円程度を払い、代理でWEBテストを受験してもらい、WEBテストの勉強時間を別の就活対策へと充てることで、かなりコスパの良い投資として就活生にとってもWINWINでした。

しかし、2023年以降の就活ではWEBテストの代理サービスは不可能になるでしょう。

WEBテストの代理受験を請け負うサービス側が逮捕される事例が多く、サービス自体が無くなっています。

そのため自ら勉強しなければ通過できないことになってきています。
低学歴・Fラン就活生には分が悪くなってしまいます。

そのため、早くからWEBテスト対策することに越したことはありません。
どうせしないといけないのです。

企業研究等はやみくもに企業を調べるのではなく、ある程度絞りこみを行った後に行うものですが、WEBテストはある程度どの企業も同じことが多いです。

そのため早くからWEBテスト対策本にて少しずつでも対策開始をお勧めします。

就活生が取るべき戦略→ネット環境の整備

就活ではネット環境が成功を左右します。

クリック戦争だけでなく、今後もネット環境次第で出遅れたり、最悪選考落ちします。

特にコロナを経てWEB面談が浸透し、ネット環境不備で印象を悪くしてしまうことは就活あるあるです。

企業側は「ネット環境で選考に影響はありません」と言いますが、建前です。
ネット環境すら整備できない、そんな学生は埋もれ選考落ちします。本当です。

私はネット屋さんでもありませんが、せめてZOOMやYOUTUBEが1時間は全く途切れることはないレベルまで整備してください。

詳しい友人に聞くと光回線なら問題ないだとか・・・
もし通信整備に不安がある方は、今から変えれば間に合います。ご準備をお勧めします。

就活生が取るべき戦略→就活サービス選定

日本には就活サービスが150以上あります。本当です。

皆さんはこの中から 自分に合った就活サービスを選定すべきなのです。

単純におすすめサービスに登録するようではカモにされます。

ここで就活サービスのおすすめ紹介はできかねますが、たくさんのサービスがあることを理解し、自ら取捨選択する意識を持つ意識だけも持ってください。

就活生が取るべき戦略→就活ツールの準備

就活効率化の部分でもお話ししましたが、就活ツールは持っておくべきです。

例えばパスワード記憶ツール。

今ではグーグルの自動記憶が定着し、すべて自動で企業マイページのIDPW記憶ができます。

しかし、中には就活のID・PWと、一般的に利用しているID・PW管理をごっちゃにしたくない声も多いです。

そのためパスワード管理有料ツールを購入することもお勧めです。
また、何といっても就活はスケジュール管理で効率化が必須です。
再掲ですがこちらもご検討ください。

・就活状況を一目で確認し把握
・ES締め切りを逃さない機能あり
・1クリックで企業マイページへ移動し説明会予約が最速

クリック戦争が終わったら・・・

クリック戦争についてご理解いただき、今後の戦略についてTODOのヒントがあれば幸いです。

これから長いようで短い就活が始まりますが、ほとんどの就活生にとってこの新卒就活は一生に一度です。

いままで味わったことのない恐怖や経験、挫折もあるかもしれません。
しかし、この就活での経験は必ず人生で糧になります。

今後の人生において長い社会人人生の良き第一歩となるよう祈っています。
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