建築士の資格について

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資格について、最近ふと思った。

仕事がすごい出来る人やすごい能力があるという人ほど必要な資格を取っていなかったりする。

聞くと、なんだか覚えられない。やる気にならないということらしいのだが、個人的にこういう理由なんじゃないかと思う。

資格の勉強はほぼ8割以上は暗記だ。実技試験があったとて、必ず最初は学科試験があったりするので、必ず暗記しなければならない。

単純に言って、AはBになる。これを何個覚えられるかで点数になる。覚えられれば覚えただけ合格に近づくわけだ。
学校の勉強も今でこそ変わりつつあるが、基本は同じようなもの。テストは暗記しかない。

社会人になると、仕事ではAはBになる。という他に、じゃあなぜAがBになるのかという根拠が必要になる。

それは覚えやすくするためでもあり、お客さんに説明するときに必要だからだ。

自分がお客さんになって、店員になぜこれはAがBになるんですか?と訪ねたとき、店員からの答えが規則ですから。マニュアルですから。当然なんです。そんな答えをもらって納得する人はいるだろうか?

私なんかはそんな答えをもらうと幻滅するしかない。この店員さんは理解していない。ロボットみたいに働いている人なんだろうなと思う。

コンビニが良い例だ。
お昼ご飯を買うときに、割り箸やフォークを付けてくれるのはなんとなく分かっている店員は多いが、おしぼりまで付けてくれない人がたまにいる。

おにぎりやサラダであれば、まぁ無くてもハンカチやティッシュで拭けばなんとかなるが、カレーうどんではそう簡単にいかない。

そこでおしぼりを出すかどうかで店員が思考停止して働いているかが分かる。相手の立場を考え、自分がカレーうどんを食べたときに口の周りが汚れれば、おしぼりが欲しいと思うだろう。

そういう考えを持てるかどうかで、「質」が分かってしまう。店員だけではなく、お店自体もそういう教育をしているかどうか一発で分かる。

そういった店員に限って、気だるそうにしていて楽しんで仕事をしていないのが分かり、見ているこっちまで気分が悪くなる。

いつも行くコンビニの店員にそんな人がいるから、その店員にはレジを売ってもらわないようにわざと避けている。

こういう点では、やはり高級なお店は質が高いので、値段が高い理由が分かる。

マニュアルで判断するのは構わないが、時には自分の考えを持つこと、思考停止にならないことが大事であると思い始めた今日この頃です。
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