個々の決断の尊重

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「先生はコロナワクチンを接種希望しますか?」
とよく訊かれるようになりました。
答えは「NO」です。
いろいろと理由はありますが、私はコロナワクチンを接種する気持ちは全くないです。

だからと言って接種を希望している人達を無理矢理止めさせようと必死で説得するつもりは全くありません。

接種することも接種しないことも各々の判断であり決断を尊重すべきと思っています。
何が正しくて、何が真実かは誰にもわからないです。
何を信じるかも自由です。
私にとっては良い選択も、他者にとっては悪い選択になることもあるからです。

そして物事には昔は正しくても現在では正しくないどころか危険で禁止されることすらあります。
でも当時はそれが最善であったり誰しもそれを正しいと認めていてそれがあればこそ生活や治療ができたということもありますよね。

時代と共に考え方が変わったり、医学などの進歩や発見により間違っていることが判明したり、さらに改良されたりもしますから【今の時点】で将来を見据えて確実に判断・決断するということはなかなかできないですね。
数十年後に自分が選んだ選択が例え間違ったことだとわかったとしても後悔せず前に進む決意も今の時点で選択することに含めるということなのだと思います。

子供の頃に歯科検診で必要以上に虫歯を削られ銀の被せ物をされたりすぐに神経を抜かれてしまったことは現在歯を失う大きな原因であるのでとても残念に思いますが、当時はそういった治療が一般的でありましたし当時それを拒否したり別の方法を選ぶということは両親にも自分にもとうてい不可能だったと思います。そういった治療からこれ以上虫歯にならないという安心を得て生活していたことも事実です。そして今は改めて歯の大切さに気づくことができてよかたっと思えています。虫歯や銀歯が1本もなければこうした気持ちにはならなかったかもしれません。

また、霊力や魔術などで「将来離婚する」と視えたとしてもその結婚の過程で学ぶことは結婚したからこそ苦しくも楽しくも多々得られることで、それは現世での貴重な学びであり体験だと信じていますから、離婚するとわかっているから結婚しないという選択もあって良いとも思いますが勿体無い選択でもあるかもしれないという思いもあります。

極端に言えば「人間には死が確実に訪れるのであれば、生まれてすぐに生きないという選択をしますか?」ということになるのではないかと思います。

人生とは結果や結論だけに焦点を当てるものではなく、その過程や経験・体験で得られることがとても重要でそれがあるからこそ最終的に誰しも【死】が訪れることを確実にわかっていても様々なことに挑戦する勇気やエネルギーを持ち生き続けられるのだと思います。
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