共感力

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コラム
悩みを相談されたり愚痴を話された時に、その問題をいち早く解決するためにと長々とアドバイスしたり、自分の経験や体験から何かを強く勧めたりしてしまうことがあるのではないでしょうか?

そのほうが早く悩みが解決して鬱々とした気持ちから解放されるよい行動・言動と信じてしまいがちでもありますよね。

家族や友達など身近で親しい人に対してはその気持ちが余計に強くでる傾向はあるように感じます。
相談者に親身になるあまり厳しいアドバイスをしてしまいがちでもあり、それは特に親子の間では起きやすいように私は感じます。

自分の救いや解決法になったことが他者にも合うとは限らないです。
それは親子でも同じですね。
親が信じて疑わない素晴らしい解決法が子供の問題に同じように解決をもたらすとは限らないです。

悩みを相談された時には解決しようとするのではなくまずはその気持ちや悩みに「共感」してあげることこそ大切だと私は高次からのメッセージからも日々受け取り学んでいます。
共感した後に少しずつどう解決していこうかと考えていくのが順序なのではないかなと。
SNSで悩みをつぶやいてそれに対してコメントを貰うよりも「いいね」を押してもらうことが気持ちを和らげることに繋がる場合もとても多いですし、直接のコメントよりもそれを求めている人のほうが多いかもしれません。

とはいいえ相手の悩みや気持ちに共感し寄り添うことはとても難しいことでもあります。

自分の物差しや常識で相手の悩みをジャッジして否定したり批判したり、その考えを粛正しようと躍起になりイライラしたり怒ったりといったことの経験はあるのではないかと思います。

適当に無関心に聞くのではなく、相手を思い解決を願い「ただ聞いてあげる」という行為は本当に難しいです。

話上手は賞賛されやすいですが、私は聞き上手こそ賞賛されるべきではないかと思いますし、これからの時代に人々の救いとなる重要なスキルだと確信しています。
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