「やる気がない!」と子どもに言う前に大切なこと

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プロ家庭教師としてご家庭に訪問した時や、体験指導を引き受けた際に「子どものやる気がない」「やる気を出させてほしい」といった声を保護者の方からよく聞きます。

でも、ご家庭でのお子さんの勉強環境を観察すると、家の中がゴミ屋敷で、子どものノートや参考書を猫や犬がかじり倒してたり、口頭だけでまったく書かずに説明する家庭教師(プロ、学生問わず)を雇い続けていたりと、「子どもがコントロールできない要因」が山積みなのに、成績不振の原因が子どもにだけ帰せしめられているケースが複数見受けられます。

まずは、目標に沿った戦略の練り直しと、その実行支援を保護者の方が担うべきではないでしょうか。戦略(例えばどの参考書をいつまでに使うか)が決まれば、それを実行するためのサポーター(塾、家庭教師など)は集めることができます。

そもそも、子どものやる気に勉強や成績が大幅に左右される勉強環境は、甚だ不確定要素が多いですし、しかも戦略ややり方が間違っていれば、いくらやる気うんぬんを問題にしたところで、勉強上の課題は解決しません。
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