悲しいという気持ちは嫌いですか?

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学び
ある子どもが、悲しそうな表情で、そこに立ちすくんできた。



大人たちは、「どうした?」「何があった?」と

すぐに声を掛けたがる。



だけど、それは子どもたちが「悲しい」という気持ちを十分に味わう機会を奪っていると

怒られてしまった。



思考の人間である「わたしたち大人」は、いつしか、

「悲しみ」「怒り」「落ち込み」「不安」などの感情を

「悪」ととらえ、すぐに除去することを考えてしまう。



しかし、人間に備わっている感情

不必要なものは何一つない。



子ども時代に、その感情を十分に味わうことをしてくれない環境では、

大人になってから

「ネガティブな感情にただふりまわされてしまうだけ」



どう対応してよいかわからない



感情に慣れてない大人が出来上がってしまう。



感情は私たちが成長する上でとても大切な道具



その道具を上手く扱えるように訓練することが心理療法の基礎



ネガティブ感情をすぐに除去してくださいでは、

西洋医学の頭痛をすぐに除去してくださいと似ている。



それは対処療法



根本治療は、



「なぜ、その感情になっているのか」

そこから気づくことがあるのか

その感情もあなたにとって必要な要素



算命学では「陽極まれば陰になる」という言葉があります。



調味料でも塩を砂糖を同時に使うことで深みが出ることもある。



喜び、幸せばかりの感情では、薄っぺらい人間しかできないかもしれない



いろいろな感情を十分に感じることで

私たちの心の成長、人間的成長が育まれるのではないかと思う。



ネガティブな感情

すぐに排除したくなるけど



充分に感じることが、必要



ただ、長い期間感じる事ではないと思う



そこに「気づくべき」ものがあると思います



寒い時にお湯に入ると極楽だけど、

長くいすぎると、のぼせます



何でもバランスが大事



どうやって「使うか」を大人になって訓練しなおしてもいいかもしれません。



できれば子供のうちに、感情を十分に味わい、なぜ、自分にこの感情が芽生えるのかまで

気づけるような子育てとその時間を与えることが

大切なのではないでしょうか。


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