日干 花の人

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占い
算命学プチ講座 日干シリーズ



本日から10回に分けて、日干の特徴をお伝えします。

日干とは、一人につき一つ当てはまるものがございます。

陰占の中で特に大事な部分ですので、ご自身の日干は把握されることをお勧め致します。



第35回 日干:花の人  キーワード:柔軟性 粘り強い 薬草 和合



あなたは、もの柔らかな優しさの中に、したたかなシンの強さを秘めた人です。自然界のものにおきかえると、野や山に咲く可憐な花、庭園に咲き誇る見事な花です。しかしただ美しいだけではなく、岩壁を這い上り、いくら手で折ってもしなるだけでなかなか折れない蔦や、たとえ踏まれても翌春には新たな芽を吹くたくましさを持つ路肩の花などのように、弾力性に富んだ強靭さを持っています。

また、一本ずつ独立している樹木と違って、草花は群生する特質を持っています。そのため単独ではなく、集団の中でこそ、その個性や魅力を生かしていける利点があるのです。

天性のソフトムードが親しみやすさとなり、どんなグループの中にも自然と溶け込み、どんな人とも協調し合って仲良くやっていくことができるのです。社交性はありますが、かといってなれ合うだけで他人の言いなりになってしまうような人ではありません。その外柔内剛のために、算命学では女性の理想としています。

ただし、内面が強いといっても、花の人の強さは、受け身であり、守り型です。花が一粒の種から芽を吹き、成長し、つぼみが花をさかせるように、あなたもまた物事を急いではいけません。太陽の光を吸い、水を吸収し、ゆっくりと育っていくのです。

もともと破天荒なところはない人ですが、それでも早く何事かを成就しようとすると、内面の不安定を生み出すことばかり。まとまる話もこわれ、目的の花も咲いてくれません。

それよりも、あなた独自の花を咲かせるために、丁寧に手入れをし、愛情を注いでいくことです。あなたは、あなたのペースでいるだけで人々を和ませ、憩わせ、楽しませ、その環境や人々を豊かにする中心となる花なのですから。

もし気をつけることがあるとしたら、花の人は外面が物柔らかでスローなため、押しの強さや進取の気概に欠けるところがあります。しっかりしているのに「はっきりしない人」だとみられるかもしれません。
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