jimdoでFacebookドメイン認証する方法はたった一つ

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ビジネス・マーケティング
jimdoというWebサイト制作サービスをご存知でしょうか?

KDDIが運営しているノーコードでWebサイトが作れるツールです。たった3分で作れて、プログラミングの知識がなく作れるので、はじめてホームページを作る方には、使いやすいサービスです。

私も事業をスタートした初期のころは、jimdoを使っていました。当時はAIビルダーがなかったので、全て手作業で作成していました。

今回は、jimdoで作成したWebサイトを使い、Facebook広告を出向するときに起こったことです。

それは、jimdoではFacebookのドメイン認証がやりづらいということです。一体どういうことなのか、解説していきます。

Facebookのドメイン認証の方法

Facebook広告を出稿する際、ほとんどの方がFacebookのドメイン認証を実施されたことがあると思います。

Facebookのドメイン認証する方法は次の3つがあります。

1.htmlファイルをアップロード
2.指定のメタタグを追加
3.ドメインのDNSにテキストレコードを追加

以上のどれかになります。Facebook公式が推奨しているのが、メタタグの追加です。

Wordpressで作成したWebサイトであれば、なんなく設定することができます。しかし、jimdoの場合はたった一つしか方法がありませんでした。


jimdoでFacebookドメイン認証できるのはたった一つ

jimdoでFacebookのドメイン認証をしようとしたところ、できる方法は「3.ドメインのDNSにテキストレコードを追加」だけです。

なぜなのかを解説していきます。

1.指定のhtmlファイルをアップロードできない

jimdoにはファイルをアップロードするという機能がないため、こちらは使えません。jimdoに限らず、ノーコードのWebサイト制作ツールの殆どのサービスでは使うことができない機能となります。

ファイルをアップロードするには、FTPを使いファイルをアップロードする必要があります。

わかる方は問題ありませんが、やったことがない人は何をすればいいかわからないので、やらないほうがいいでしょう。

2.指定のメタタグを追加できない

Facebookで推奨しているのが、メタタグの追加です。こちらはノーコードのサイトでも有効な方法ということで、Facebookドメイン認証の解説をしているほとんどのブログで紹介されていました。

<head></head>の間に指定のメタタグを入れるだけでできるため、簡単に設定できます。

しかし、jimdoは例外です。

jimdoでは、ヘッダー編集のところがあり、メタタグを追加することができます。実際にGoogleのサーチコンソールはヘッダーに指定のメタタグを入れるだけで、所有者の確認をすることができます。

しかし、Facebookドメイン認証の場合はうまくいきません。

何が問題かというと、jimdoがFacebookに渡している情報が限定されているためです。

どういうことかというと、Facebookにはヘッダーの中の特定の情報しか送っていない事がわかりました。

実際に送られている情報はこちらです。
facebook_code001.png
上記のように一部の情報しか送られていません。

そのため、jimdoのヘッダー情報に書いても反映されません。

このことは、jimdoの公式アカウントも同様の回答でした。

jimdo公式アカウントも同様の回答
ヘッダーにメタタグを入れても反応しないとツイートしたところ、
screenshot-publish.twitter.com-2022.03.27-18_09_45.png


jimdoの公式アカウントからリプがありました。
screenshot-publish.twitter.com-2022.03.27-18_09_05.png
ご利用ありがとうございます。メタタグでの認証がクリエイターで可能な認証方法となりますが、この方法で認証ができない場合は認証されない原因を特定することができないため、大変恐縮ですが、クリエイターの範疇だけではご案内が難しくなります。
原因が特定されないということらしいのですが、こちらで確認したところ、一部の情報しかFacebookに渡していないため、認証ができない状況です。

この場合は、ドメインのDNSにテキストレコードを追加することで解決することができます。

3.ドメインのDNSにテキストレコードを追加する
さすがに、ドメインのDNSにテキストレコードは追加できるだろうと思いかもしれませんが、これも注意が必要です。

なぜなら、jimdoでドメインの購入をしているとDNSの編集ができないためです。

そのため、jimdoでドメイン購入した方は、別のサービスにドメインを移管する必要があります。

おすすめはお名前ドットコムむです。

お名前ドットコムなら、特定のドメインの移管費用が1円でできるからです。


お名前ドットコムにドメインを移管すれば、やっとFacebookのドメイン認証をすることができます。

jimdoでFacebook広告を出稿するときは注意が必要ですね。

Facebookのドメイン認証をしないとどうなる?

Facebookのドメイン認証をしないとどんな影響があると思いますか?

以下の3つのことができなくなります。

1つ目は、「サムネイル画像」「リンクの見出し」「リンク先の概要」「表示されるURL」などが編集できなくなります。
facebook-domain-verification_01-1.jpg


Facebook広告を出稿する際、テキストの一部だけしか編集できなくなります。対象はオーガニック・広告を問わず、すべてのリンク付き投稿です。

2つ目は、ドメインの所有者がはっきりしない。不正利用される場合があることです。

3つ目は、コンバージョンの設定ができなくなります。Facebook広告でコンバージョンの設定ができないと、効果測定ができなくなるため、効果の判別が難しくなります。

上記の3つのことは、Facebook広告を出稿する上で、重要なものなので、ドメイン認証はしておいたほうが良いです。

Facebook広告のことなら何でも相談に乗ります

今回はjimdoのFacebookドメイン認証について開設しました。

ドメイン認証に限らず、Facebook広告でお困りのことがあれば、何でも相談に乗りますので、お気軽にご相談ください。


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