WordPress 出会い系マッチングサイトの作り方

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出会い系サイトとは？

　出会い系サイトはマッチングサイトの一種です。マッチングサイトでは「モノやサービスの提供者」と「それにニーズがあるユーザー」をマッチングします。

　出会い系サイトでは人と人とのニーズをマッチングします。婚活サイトや友達探しのようなサイトになります。

　出会い系サイトには「会員登録」と「プロフィール登録」機能は必須です。会員登録の無いフリーの掲示板のような運営はスパムの嵐になります。

　会員登録は自動承認よりも「メールによる本人確認」や「管理者による承認」が安心です。ユーザが会員登録時に、免許証等の身分証明書をアップロードして、管理者が年齢等を確認して登録承認する方法です。会員登録時に「利用規約やプライベートポリシーへの同意」を求めることもできます。

　マッチングサイトでは、マッチング自体をAIによって自動化するようなサイトは一般的ではありません。会員一覧を閲覧して相手を選択することになります。機能的には「会員一覧表示」と「絞り込み検索」機能が必須になります。

　会員が相手を選択して、その意向を相手に伝える必要があります。伝える方法としては「会員間のプライベートメッセージ」機能が適切でしょう。

　会員一覧の閲覧を、ログインした会員に限定か、ゲストユーザーでも閲覧可能かは、サイトの運営方針によって変わります。

　プライベートメッセージ機能をゲストユーザーにも開放すると、スパムの嵐になるため、メッセージの送付はログインした会員に限定します。会員と非会員の「権限設定」機能が求められます。

　また男性会員は、女性会員のみ閲覧可能で、女性会員はその逆のような設定も望まれます。会員を性別に区別する権限設定が求められます。男性会員と女性会員でプロフィールの登録項目が違う内容かもしれません。

　さらに普通会員と優良会員のように、ランク別に権限設定する場合もあります。普通会員はプロフィールの一部閲覧や送付数が限定され、優良会員には無制限の特権を与えるような設定です。

　会員間のコミュニケーション機能の充実が望まれます。会員同士の「フォロー機能」や会員の「レビュー機能」、選択した意向を相手に伝える「友達リクエスト」機能などが含まれます。

　出会い系サイトのマネタイズは、会員からの利用料収益が一般的です。

　ひとつは、会員ランクによる差別化権限の利用料です。優良会員に与える無制限の特権に対して利用料を徴収します。決済としては優良会員権限の購入になります。月額課金のようなサブスクリプション利用料も考えられます。

　もうひとつは、出会い系サイトで発生するイベントの利用料です。女性会員のプロフィール閲覧料を徴収する、女性会員をギャラ飲みに同席する料金を徴収するような利用料です。決済としては発生するイベントの利用権限の購入になります。利用料は会員から相手会員へ支払い、管理者が仲介手数料を徴収します。　

　出会い系サイトをスクラッチ開発で作成すると百万円単位の費用がかかります。Wordpressプラグインを利用して、信頼性の高いサイトを安価で作成できます。