仲直りのサイン、見逃さないっ!

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■1回/1か月

これは私と主人の大きな喧嘩の頻度である。

いつ起きているのか振り返ってみた。どうやら私の生理周期と一緒にやってくる。そのことに気づいたので、生理になった時は大きな喧嘩をしないように気を付けようと心がけていた。

が、昨日勃発した。

やっぱり生理週間である。

最近は大きな喧嘩が勃発しても被害(?)は縮小に収まっている。
喧嘩の原因は、いつも私のイライラである。まさに生理週間の女性はイライラしていることが多い。男性はある意味可哀そうかもです。ごめーん。

時刻は、夕飯時。
私が夜ご飯を作り終わり、「さぁ今からご飯たべましょう~~」という時に、主人がまだパソコンとにらめっこをしていた。「もうご飯やで」と言っても「ちょっと待って。このTwitterやってから」と。また出た!Twitter。(前回の喧嘩の原因もコレ)

この時の私の頭の中では、”ビジネスで大切なのはそこじゃなくて他にも色々あるよ。Twitterが最優先順位じゃないよ”と私は思いが駆け巡る。だから「ご飯の後でいいやん!」と私は言ってしまう。しかし、主人はTwitterに全神経が集中しているから、聞く耳がない。

ご飯が優先の私とTwitterが優先の主人。

交わらない。私がほっとけば良かっんだけど、頭の中に駆け巡る思いは普段からもあって溜まっていたものが怒りとなってしまった。

主人も大切にしている部分を言われて、ふてくされた態度。

それにも腹が立ってしまう。
私はご飯も作って、朝も準備してと…自分の主張が始まってしまう。
お互い自分たちの主張だから喧嘩は収まらない。

こうなったら、さっさとご飯を食べて2階へ避難する。不毛な会話は嫌だし、距離を置き喧嘩が大きくならないように回避をする。

それからしばらくお互い違う部屋で過ごす。

お風呂に入る時間になったので、私はお風呂へ入る。上がっても主人がいるリビングルームには寄らない。そのままベッドルームへ。しかし、お風呂上りはいつも水分補給をしているため喉が渇く。どうしよう。主人と顔を合わしたくない。

ということで、主人がお風呂に入ったらリビングへ行って水を飲むことにした。主人もお風呂に入ったので、すぐにリビングへ。

■仲直りサイン

すると、夜ご飯食べた後の食器が洗われていた。主人がやってくれていた。

むむむ、これは…
あれだけ、主人も怒っていたのに…
そうきたか。

これは白旗のサインだなと私は受け取った。

主人は「僕は降参」と。

だけど、私は仲直りはちゃんとお互いの気持ちを理解して仲直りしたい派なので「ふんわり」入ってこられるのはセコイと思ってしまう。

ひとまず、私は見ていないことに…
また2階のベッドルームへ戻る。

寝る時間になったので寝る。
ふと目が覚めた時に主人がベッドルームへそっと入ってきた。
すごいタイミング。

一緒のベッドで寝ている。
喧嘩した時に別々で寝ると仲直りのタイミングを逃すと思うので、別々で寝る事は避けている。

ベッドに入ってきた主人は、そっと触れてくる。

またしても「ふんわり作戦」なのである。主人は遠回しやふんわりがお得意なのである。私とは真逆。私はストレートタイプ。

私はまだ怒ってます態度で主人に背を向ける。一言、「ごめん」と言ってくれたら早いのに、と思う。まぁ私も言ってないので、人のことは言えない。

数時間経って、やはり一緒に寝ているといつもの習慣もあって主人に向きを変えて、寄り添うことにした。

「お茶碗洗ってくれて、ありがとう」という言葉を添えて。

すると、主人はふとんから腕をもぞもぞ出し私の頭を撫でた。

翌日、しっかり話したいタイプの私は昨日のことを主人と話した。
私はビジネスで大切なことは、こうこうこうだと思っていると紙に文字と絵も入れて主人に説明をした。ちゃんと話しができる環境を整え、感情的にならないように伝えた。

主人は理解してくれた。そして、自分もそう思うと。絵があると分かりやすい、昨日の自分は視野が狭くなっていたと話してくれた。

良かった。ほっ。

「お茶碗を洗ってくれていたのは、私に対するメッセージやったん?」と主人に聞いた。

「そうだよ」と。

やっぱり。
でも「なんでお茶碗を洗ったのか」気になった。なぜ、洗ったのか聞いたら「朝、起きた時にちえちゃんが汚れたお皿があると気分悪くなると思ったから。綺麗な状態にしておきたかった」と。

そこまで考えてくれていたんや。嬉しいやん。私の事よくわかってくれている。そう、片付いている、片付いていないで朝起きた時の気持ち良さは全然違うね。

主人の仲直りサインに気づけて良かったと思った昨日でした。

毎回思うのが、大きな喧嘩してもすぐに仲直りする。すぐにというのは当日中。数時間前までお互い怒っているのに。不思議である。相性が良いというか、腐れ縁というのか、縁が切れないパートナーといのは存在すると実感する。

■喧嘩した時の対策

喧嘩した時は、
・距離をおく(ヒートアップしているから互いに冷却できる)
・素直になる
・一緒に寝る
・感謝を伝える
・自分はこう考えていたと分かりやすく相手に伝える
・○○してごめんと謝る

また一つ私の喧嘩した時の対策リストが出来上がっていく。
来月こそは大きな喧嘩が勃発しないように修行しないと。
でも今回の喧嘩もまた二人の仲を深めたと実感。

喧嘩は一見、あんなに怒ってしまってあんな自分は見たくない、相手を傷つけてしまったなどの自己嫌悪に陥ってダメなモノと思いがち。
だけど、私は夫婦の絆を深めるモノだと思う。

ー余談①映画「セックス・アンド・ザ・シティーーー

映画「セックス・アンド・ザ・シティ」
スティーブが1度浮気をしてしまい、どれだけ反省し謝罪をしてもミランダがずっと許さないでいた。しかし、カウンセラーに今回の件を二人で乗り越えて絆にすることをすすめられた。2週間お互いコンタクトとらず、「再会」がやり直しの合図。2週間後にブルックリン・ブリッジで待ち合わせ。

ミランダは才女で何事も理屈で考えるタイプ、スティーブとやり直すかどうかも、スティーブの良いところと悪いところを書き出し頭で考えている。キャリーに「心で感じることよ。」と言われても、意味が理解できていなかった。もう答えを出す時間という時にミランダにもあるサインが現れる。それをキャッチしたミランダはブルックリン・ブリッジへGo。人込みの中でスティーブを見つける。二人が駆け寄り熱いキス。このシーンはめっちゃ感動。やっと一緒になれたね。

人間ドラマの映画はとても恋愛や結婚のお勉強になるので婚活者さんにおすすめ。

ー余談②主人の価値観日記ーーーーーーーーーーーー

主人の価値観日記に「美味しいお好み焼きを食べた」とあり、それをベッドの中で読んだ。価値観日記とは主人がGoogleカレンダーに毎日記録している。カレンダーを共有しているので私も読める。
お茶碗の降参のサインや価値観日記にあるほのぼの天然ぶりが相変わらず面白いと思った。私と性格が真逆の永遠の研究対象の主人である。私にはない発想、習慣。一緒に暮らしていて、とても面白い。

■「学び」&「アハ体験」

”食器が洗われていた”
はじめ、洗われている食器を見た時に、「えっ?」と驚きがあった。その後にそうきたかとやられた感の感情がわく。「ん?ちょっと待てよ。これは主人のメッセージか?」と主人のサインに気づく。


”食器が洗われていた”ことは2点意味がある

①「下手に出てこられるとこちらも素直になろうと傾きはじめる」
張り合ってこられると、こちらも張り合ってしまうからね。

②「仲直りサイン」
主人の「仲直りしましょう」というメッセージとして捉えることができ主人の気持ちに気づける。この気づけた時は、まさに「アハ体験」である。
気づけた瞬間に、今までの怒りが学習に切り替わり、私の中で怒りの対象でしかなかった主人への見方が変わり、主人の優しさと喜びを私の脳は感じた。だから、仲直りできたのかと分析に至る。
もし、食器が洗われていたことを「ふん、食器洗って当然」、「洗ってある」としか捉えなかったら、私にアハ体験はやってこなかったと思う。

「アハ体験」とは
人がアハ!体験をすると、0.1秒ほどの短い時間に、脳の神経細胞がいっせいに活動して、世界の見え方が変わってしまいます。神経細胞がつなぎかわって、「一発学習」が完了し、今までと違った自分になってしまうのです。そして、ひらめいた時の「ああ、そうか!」と緊張が解けて、同時に大きなよろこびを感じる心の動き。

「アハ!体験は、いつ起こるか、予測はできないし、コントロールもできない」という性質がある。リンゴを見たニュートンのようなひらめきが起きるまでには、もしかすると千年も待たなければならないかもしれません。そこで、誰もが手軽にアハ!体験に挑戦し、ひらめきの瞬間を楽しめるようになるためには、工夫が必要になります。
▶茂木健一郎さんの言葉を引用

たった一つの行動をどう捉えるか。
大切なことは、普段から「よく考える」、「感性を磨く」ことと私は思う。
いつでもサインをキャッチできるよう、感性を鍛えておこっ。

あなたのまわりにも 仲直りサイン はありますか?

最後までお読みいただきありがとうございます。



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