就労継続支援事業所

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コラム
元々私はココナラで自分のスキルを活かして、出品をしていたのですが、ここ1年ほどは全く出品しておりませんでした。
それをなぜ今年から再開をしたかということを、お話します。

就労継続支援作業所というのを、ご存知方おられますか?
大きく分けてA型作業所とB型作業に分かれています。
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まずは就労継続支援事業所というのは、身体障がい者であったり、精神障がい者・発達障がい者などの方たちが、一般就労に向けて就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、知識や能力の向上のために必要な訓練を行う事業のことを言います。
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先ほども述べたように、作業所にはA型作業所とB型作業所に分かれるのですが、どう違うかというと、雇用契約があるかないかです。
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A型作業所には雇用契約が必要なので、ハローワークの管轄になり、最低賃金が保証されております(地方治体ごとに最低賃金が定められている)

一方B型作業所は雇用契約が必要がないので、それぞれの事業所によって、最低賃金が異なります。

時間給で言うと100円にも満たないところもあり、一日4時間程度作業をして1ヶ月10000円満たないところがほとんどで、私の住んでいる岡山でも、最高で3万円位です。
それともう一つ言いたいのが、A型作業所にはPC作業をやっているところが多いです。
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しかしB型作業所になると、殆どのところはやっていなく、一つの仕事の単価が何十銭、高くても一つ仕上げても10円もしないものがほとんどです。
今の時代どの企業においても多かれ少なかれ、PCを使っていない企業はないと思います。

たとえB型作業所と言えどもA型作業所と同じく、最終目的は一般就労です。
それなのにPCを使った仕事をしないのです。

現代において最低のPCをスキルがなかったら、どこの企業も採用はしてくれないでのはないかと思っております。

去年から昨年にかけてコロナ禍の影響で、多くの方が仕事を辞めないといけないのが現状です。
その煽りを受けて、作業所の方も仕事が減ってきています。
私がココナラを再開したのも、この部分にあります。

ある程度のPCのスキルがあれば、いくらでも仕事があるのですから、PCスキルを身につけない理由がないと思います。

私も特別なPCスキルをもっているわけではないです。

しかしそんな私でも、『これだけ稼いだ!』ということを立証したいのです。
それをすることによって、障がいがあるために、思うような賃金がもらえない人がもらえるようになると思っています。

私は今は金生活の傍ら、B型作業所に勤めております。
私どもの事業所にも、絵や似顔絵を書かしたら抜群の人、またコツコツとする作業が得意な人、など色んな才能を持った方がおられます。

どんな人間でも、可能性はもっています。

ただ本人も含め、周りの人が気づいていないだけなのか、面倒くさいのが嫌で、所詮他人ごと、最終的には自分には関係のないこと、という風に関わっている一人の人間として、そう思ってしまいます。

取留めのない文章になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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