MX Anywhere2のスイッチ交換修理

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IT・テクノロジー


今回はLogicool製マウス MX Anywhere2のスイッチ交換修理を行っていきます。

分解

まずはマウス裏面のソールを剥がしていきます。ドライヤーなどで温めるときれいにはがしやすくなります。
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そして、ソールの下にある4つのプラスネジを外します。
そうするとマウスの上部と下部で分解できます。
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バッテリー台を固定している3つのネジを外します。
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バッテリー台が基板から外れます。バッテリーケーブルは抜かなくてもOKです。
続いてホイール取り外します。画像の3つのネジを外します。
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ホイール本体と固定パーツを取り出せます。
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続いて、写真の5個のネジを外し、メイン基板を取り出します。
メイン基板.jpg

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はんだ付け

いよいよスイッチのはんだ作業です。
まずは、スイッチの周りにマスキングテープを貼ります。これははんだ作業中にはんだが他の部品に付いたり、はんだごてを当ててしまう事故などを予防するためです。

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そして、スイッチの足に追いはんだして、はんだ吸い取り機を使って元から付いているスイッチを取り外します。

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続いて、新品のスイッチを取り付けていきます。今回は高耐久なD2FC-F-K(50M)スイッチを使います。
今回は不具合が出ている左クリックスイッチのみの交換でしたが、はんだクラックの予防のため右スイッチも再はんだ付けをしました。

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最後にはんだブリッジがないかの確認とクリーニングをして修理完了です。

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