Wordpress エラー 405 Method Not Allowedとは何ですか?

記事
IT・テクノロジー
[👦質問者]

Wordpressで「405 Method Not Allowed」エラーが発生する原因と、この問題を解決するために一般的に推奨されるステップは何ですか?


[😺阿修羅ワークス]

「405 Method Not Allowed」エラーは、WordPress サイトでは、主にWEBサーバーがリクエストされたメソッドを受け付けないか、あるいは許可されていない場合に発生します。

主な原因としては、次のようなものが考えられます。

不適切なプラグインまたはテーマの設定
.htaccess ファイルの設定誤り
サーバー設定の不具合

これらの問題を解決するために、一般的に推奨されるステップは以下のとおりです。

プラグインとテーマの確認


不適切なプラグインやテーマが原因で「405 Method Not Allowed」が発生する場合があります。

まず、すべてのプラグインを無効化し、デフォルトテーマ(Twenty Twenty-Oneなど)に切り替えて問題が解決するかどうかを確認します。

.htaccessファイルの確認と修正


WordPressのルートディレクトリにある.htaccessファイルに誤った設定がある場合、それが「405 Method Not Allowed」エラーの原因になることがあります。

WordPress標準の.htaccessの設定に戻すことで問題が解決するかどうかを試してみてください。

サーバー設定の確認


サーバー側でHTTPメソッドが不適切に制限されている場合、この問題が発生する可能性があります。
これは主に、POSTメソッドやPUTメソッドがブロックされている場合に見られます。

この状況では、ホスティングプロバイダーに問い合わせてサポートを受けることが重要です。

カスタムコードの確認


functions.phpファイルやカスタムプラグイン内で独自のHTTPメソッドを使用している場合、それが原因で「405 Method Not Allowed」エラーが発生している可能性があります。

カスタムコードを一時的に無効化してみるか、エラーが起きる直前までの変更点を確認してください。

これらのステップに従っても問題が解決しない場合、さらに専門的なサポートが必要になるかもしれません。

エラーログを詳しく確認する、またはホスティングプロバイダのサポートチームに連絡して問題を特定し、解決に導くことをお勧めします。


[👦質問者]

WordPressサイトで「405 Method Not Allowed」エラーに直面した場合、最初に試すべき対処法として、どれを最優先に考えるべきですか?
また、その理由は何ですか?


[😺阿修羅ワークス]

最初に試すべき対処法は、.htaccessファイルの確認と修正です。

このエラーがサーバー設定に由来することが多いため、WordPressを稼働させているサーバーの設定ファイルである.htaccessファイルに問題がないかをチェックするのが最優先事項です。

不正確な書き方や誤っている指令が含まれている場合、405エラーが発生する原因となります。

そのため、.htaccessファイルを確認し、必要に応じて修正した後、ウェブサイトを再度ロードして問題が解決するか確認することが重要です。

この手順を最初に実施する理由は、多くの場合、このファイルが原因であるため効率的かつ迅速に問題を解決できる可能性が高いからです。


[👦質問者]

.htaccessファイルの不正確な書き方や誤っている指令が405エラーを引き起こす具体的な例を教えていただけますか?


[😺阿修羅ワークス]

.htaccessファイルにおける不正確な書き方や誤指令が405エラー(Method Not Allowed)を引き起こす一般的な例は、特定のHTTPメソッドに対するリクエストを不適切に制限してしまう場合です。

.htaccessファイルを用いて、ウェブサイトの特定のセクションに対して特定のHTTPメソッド(例:POST、GET)の使用を禁止または制限しようとした場合、設定が不正確だと405エラーが発生する可能性があります。

具体的な例としては、以下のような.htaccessファイルの内容があります。
ここでは、POSTメソッドを誤って制限してしまう場合を想定しています。

Deny from all

この設定では、サーバーへのPOSTリクエストが完全に禁止されています。
この設定が適用されているディレクトリ内でPOSTリクエストを行った場合、サーバーは405エラーを返します。

正しい方法は、特定の条件下でのみPOSTメソッド(または他のメソッド)を制限したい場合、より具体的な条件を設定することです。

例えば、特定のIPアドレスからのPOSTリクエストのみを制限する場合、.htaccessファイルに次のような内容を記述します。

Order Allow,Deny
Allow from all
Deny from 123.456.789.000

この設定では、123.456.789.000 というIPアドレスからのPOSTリクエストのみが拒否され、他のIPアドレスからのPOSTリクエストは許可されます。
適切な制限を設けることで、誤って405エラーが発生するリスクを減らすことができます。


[👦質問者]

.htaccessファイル内でディレクティブを使用する際、適切なHTTPメソッドの制限を設定する最良のアプローチと、そうした制限を設定する際に一般的に見落とされがちな点は何ですか?


[😺阿修羅ワークス]

.htaccessファイル内でディレクティブを使用する最良のアプローチとは、明確な目的を持ち、必要最低限のHTTPメソッドのみに制限を掛けることです。

例えば、WebフォームからのPOSTリクエストのみを許可するなど、サイトの機能とセキュリティ要件に応じて制限を設定します。

order deny,allow
deny from all
allow from 203.0.113.0

この例では、POSTメソッドのみを特定のIPアドレスからのアクセスに限定しています。

しかし、設定にあたってはいくつかの注意点があります。
適切なHTTPメソッドの選択: サイトの機能に不可欠なメソッドだけを許可して、それ以外は制限することで、不要なリスクを排除します。

例えば、一般的にGETとPOSTは必要ですが、PUTやDELETEなどは特別な理由がない限り制限を考慮すべきです。

制限の範囲の認識

ディレクティブは指定したメソッドに対するアクセス制御を提供しますが、必ずしも全てのセキュリティリスクをカバーするわけではありません。

例えば、SQLインジェクションやXSS攻撃の防止には追加の対策が必要です。
設定の正確性: 誤った設定はサイトのアクセシビリティに直接影響を与えるため、設定前には十分なテストが重要です。

一般的に見落とされがちな点は、ディレクティブで制限を設定することが全てのセキュリティ上の対策になるわけではないという認識です。

ディレクティブは特定の攻撃シナリオに対する対策の一部であり、他のセキュリティ対策と組み合わせて包括的なセキュリティポリシーを構築する必要があります。

例えば、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の使用、SSL/TLSによる通信の暗号化、入力の検証とサニタイズ、適切な認証と認可機構の設定など、多層的なセキュリティ対策が重要です。

また、セキュリティに関連する設定は定期的に見直し、最新の脅威やベストプラクティスに応じて更新することが欠かせません。

阿修羅ワークスの出品リスト

阿修羅ワークスのプロフィール



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す