超重要 メルカリで売り切るための価格戦略

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asurawork
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メルカリにチャレンジしているぎっくり腰をやってここ何日かガウォーク形態の阿修羅ワークスです。

☆☆☆地味に辛い\(^o^)/☆☆☆

フリマは価格戦略を極めよ

さて、メルカリを研究していてやはり大事なのは何が売れるか? よりもどう売り切るかだと気が付きました。
いわゆる価格戦略ですね。
今回は価格戦略について掘り下げて行きたいと思います。

メルカリは逆オークション制

で、メルカリをやっていて気が付くのは、ヤフオクなどとは違った逆オークションだということです。
オークションは価格が競り上がっていくわけですが、メルカリの場合は逆オークションなので、価格が下がっていく傾向にあります。
ボトムアップかトップダウンかの違いです。

なぜ逆オークションかというとフリーマーケットという概念が母体になっているからです。
フリーマーケットは一期一会でかつ終わりが決まっています。
なので、悩んで待って明日買いに行こうというのは通用しません。

同人即売会の最大手コミケに参加されたことがある人は肌で感じると思いますが、フリーマーケットというのはオープンと同時に閉店セール状態なんですね。だから気に入ったものがあったら即買わないと次はいつ会えるか分からないんです。

タイムリミットがあるからこそ、商品よりもお金の価値が低くなるという逆転現象が起きるんですね。
品物が買えないのならお金を持っていても仕方がないインフレーションという現象が起きるわけです。
まずここを抑えておかないとフリマは不当な値引きでムカついた! もうやらない! となってしまいます。

で、他にも重要な要素があります。
それは商品の並びがタイムライン式だということです。

タイムライン式は誰でも出品した瞬間は1位

商品の並びがタイムライン式だということは、誰もが出品した瞬間は1位を穫れるということです。
ここがメルカリの素晴らしいところですね。
プロもアマも関係なく誰もが検索結果1位を獲れて、時間の経過とともに順位は平等に下落していきます。
さて、問題なのが同じ商品を出していても売れる人と売れない人がいることです。
これだとリサーチをしても無駄ということになってしまいます。
同じ商品を丸パクリのコピーで出していて、売れる人と売れない人の決定的な差はなんなのでしょうか?

その差はズバリ価格戦略にあります。
例えばリサーチの結果ある商品が1500円で売れるということが分かったとして、自分も1500円で出すと失敗します。
なぜかというと、メルカリには大きく分けてマーケティングパートとセールスパートという2つの局面があるからです。

メルカリの基本知識

マーケティングパートとセールスパートを説明する前に基本的なメルカリのおさらいをしましょう。

1.メルカリでは300円以下の商品は出せない
2.メルカリの手数料は10%かかる
3.メルカリでは新規出品すると必ずカテゴリ順位1位を穫れる
4.メルカリは時間の経過とともに順位は下落し続ける
5.メルカリは24時間以上経過した商品価格を10%以上値下げすると再度1位を穫れる
6.メルカリはいいね!をした人に100円値引きすると通知が行く
7.メルカリは3日以上経過せずに同じ商品を再出品し続けると検索圏外飛ばしに遭う

マーケティングパートとは?

マーケティングパートとセールスパートは釣りに喩えると分かりやすいです。
マーケティングパートは釣り竿を選び、餌を付けてポイントに投げるまでです。
セールスパートは餌に魚が集まってきて釣れるまでです。

マーケティングパートとセールスパートではとるべき戦術が異なります。
リサーチの結果ある商品が1500円で売れたから、自分も1500円で出して売れなかったという人は、マーケティングパートとセールスパートを混同してしまっている可能性があります。

仮にある商品が1500円で売れることが分かっていたら、自分が新規出品する価格は2,070円以上で出品します。
おっと2,070円ってどこから来た? と思いますよね。

実は2070円というのは、10%ずつ値下げしていくと1500円に近似するんですね。
※1円の桁は切り下げします。

2,070円
1,860円
1,670円
1,500円

つまり、10%値引きを3回繰り返すことができます。
10%値引きで検索順位1位効果は24時間経たないと使えませんが、2,070円で出品して10%ずつ値引きしていけば3回は検索1位が穫れるわけです。

釣りで言えば遠くのポイントに投げて、徐々にリールを巻いて売れるポイントまで近づけていく行為です。
餌の投擲範囲が広ければ広いほど仕掛けに掛る魚の種類と数は多くなります。
これがマーケティングパートです。

ただし、欲張って10,000円くらいから始めて値引きしていくのはNGです。
それで売れたとしても時間が掛かり過ぎることと、なにより餌の鮮度がなくなります。
適正価格が分かっているのであれば3日分=3回の値下げを考慮した額に設定して引っ張ってきます。

3日間の値引きで「いいね!」を2つ以上集められればマーケティングパートは勝ちです。

セールスパートとは?

次に、「いいね!」を2つ以上集められたらセールスパートに突入します。
セールスパートは餌に魚がアタックしている状態です。
ここで購入してくれればいいのですが、メルカリでは値下げ乞食という現象が起きます。
値下げされるのを待っているわけですね。

よくあるのは「いいね!」があるからそのうち売れるだろうと放置しているとまったく売れないことです。
「いいね!」は購入予定のサインではなく、値下げ待ちのサインだと思って下さい。
(または同業者のリサーチです)

ではどの程度値下げすればいいのかというと、100円以上の値下げです。
100円以上の値下げでいいね!をした人に通知が行くからです。
値上げは通知されません。必ず今まで設定した最低価格より100円以下でないと通知は行かないので注意して下さい。

勝利条件と敗北条件を見極めよ

もちろん購入希望者にとって、値下げを待ち続ければ原価ギリギリの最低価格にまで下落していきます。
購入者希望者にとっての勝利条件を整理すると、できるだけ安く買い叩きたいとなります。
一方で購入者希望者の敗北条件は、値下げ待ちしている間に他の人に買われてしまう、または商品を削除され再出品後に価格がもとに戻ってしまうことです。

なので、対抗馬を煽るためにも「いいね!」は2つ以上必要なのです。
(自分で「いいね!」をしてもバレません)

そして、ずるずると値下げをし続けるわけには行かないので、ある程度のデッドラインまで下がったら商品説明またはタイトルに○月○日まで! とか、本日最終セール! といった期限を設ける必要があります。
期限がないと時間が有り余っている購入希望者は延々と待ち続けます。

ここで簡易的に値下げする目安価格をリストにしたので参考にして下さい。
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