【ワンネス】私たちは全て一つ

【ワンネス】私たちは全て一つ

こんにちは、文です。

精神性が上がってくると、

大抵の方たちと話が通じなくなっていきます。

本当のことを言っていても誰も信じてくれず

寂しい思いをしたことはありませんか？

しかし、その先に待っているのは決して孤独ではなく

深い深いつながりの感覚。

そのつながりの感覚を、ワンネスといいます。

ワンネスの法則とは

詳細な解説に入る前に、

まず語源をご説明します。

ワンネスとは、英語で「Oneness」。

つまり「一体感」のことを表します。

「この宇宙世界に存在している)全ては1つ」

という概念です。

私達は普段、フィルター（言葉や五感や思考）を通して世の中を見ています。

目がなければものは見えないし、耳がなえれば聞こえません。

口がないと食べたり喋ったりできないし、

そして、

言葉がなければ何も考えられません。

目でものを見ている限り、耳で聞いている限り、

口で喋ったり食べたりして

そして、

言葉で考えている限り。

私達は世界とつながっているし、

地球は、宇宙とつながっている。

その感覚が

ワンネスです。

本当にワンネスは存在するのか

学問的な視点

すべてのものがつながっている

と言われても

ピンとこないかもしれません。

しかし、この概念

実は生物学や

物理（量子力学）とも関係します。

ただ、ワンネスが本当にあるのか？

これに関しては、

「本当かどうかわかない」というのが答えです。

というのも、

ワンネスとは、すべての思考でありすべての言葉だからです。

だから、「正解」と「嘘」の概念はおろか、

人間には理解できない領域の範囲のものを同時に含んでいます。

考えてみれば当たり前で、

ワンネスが絶対に世の中にあり

それが幸福だと結論付けられてしまえば、

この世のみんながそれを目指すはずですから。

仏教の縁起との相違点

「あるのかないのかよくわからない」

それだと納得できないですよね。

でも実は、あなたもきっと

無自覚にワンネスの概念を理解しているはずです。

このワンネスを最もうまく表したのが

仏教の、「この世の全ては繋がっている」という概念です。

私達はこれを「縁起」とよんでいます。

「これもなにかの縁ですから」

という言葉を通じて、

「このときまでに色々な経験を挟んだ、

すべてが出会えたこの一体感のためだったんだ」

そういう意味で、

ワンネスを無自覚に感じた経験のある人は

多いはずでしょう。

まとめと注意点

さて、

この記事を通じて、

我々は、必ずなにかと通じている。

この世に生を受け、様々なこととつながっているからには

孤独ではいられない

孤独など無いということが

わかったと思います。

ただし、１つ注意点があります。

「自分勝手になりすぎるな」ということです。

どういうことでしょうか。

ワンネスとは、

「無」の状態でした。

ビッグバンが起こる以前の

物質も時も存在しない世界。

全てが一緒な、カオスの世界です。

これを私たちに当てはめると、

自分＝相手のカオスの状態。

自分の思っていることは、

相手も思っているだろう。

自分の好きなことは

相手も好きだろう。

そうやって

自己中心を極めかねないのです。

好きなものをやっていればいいかな

毎日現実逃避をしていてもいいかな

スピリチュアルのゴールは

ワンネスだとされていますが、

スピリチュアルをやっている人の中には

陰陽の伴わない、

仮初のワンネスがいきすぎて、

自分の信じる歪んだ思想を

世界の正解だと思い込んで

疑わない人が大勢います。

ワンネスに傾倒しすぎると

周囲と分断がなされなくなり

世界と自己を同一視してしまいます。

「信者」と聞くと

「自分の好きなものを空いての迷惑関係なしに布教する」

厄介な存在を思い浮かべると思いますが

まさにそれです。

そして、その状態だと

いくら頑張っても、全然物事が進まないのです。

考えてみれば、ビッグバン以前は

全てが無だったのです！！

ワンネスは、陰陽と合わせて初めて効果を発揮します。

私たちは生きているから

無

のままではいられない。

いつかは死ぬ宇宙のように

また、無に戻ります。

しかし、ビッグバンがなければ

陰陽の法則がなければ

私たちは、

無

から、

一歩も進むことなく、

人生が終わってしまうのです。