西暦、農歴?陰暦?

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世界に3種類の暦法があります、24の節気で知られている中国の旧暦ー農歴、現行の西暦ー陽暦、イスラム圏で使われている陰暦。

陰暦は月が地球を一周回る時間を軸にして、1ヶ月29日か30日を決め、1年間12ヶ月354日〜355日。

陽暦つまり現在の西暦とは地球が太陽を一周回る時間を軸にして、1年間を12等分して1ヶ月30日〜31日としていますが、これで日数が多すぎて、2月を減らしました。2月は元々ローマ帝国が犯人を処刑する月、不吉なので早く経って欲しいという理由です。実はこの暦法がかなり適当、30日間と31日間が交互1ヶ月ずつになるはずですが、7月と8月連続31日間となっています。これは8月が皇帝アウグストゥス(8月の英語Augustの由来でもあります)の誕生月のため、無理やり31日間にしました。

中国の農歴あるいは陰陽暦が農業活動を指導するために作られました。月が地球を一周することで1ヶ月となり、地球が太陽を一周することで一年となりますが、これも日数が足りない、そのために19年間で7年が閏月を置きます。閏月とはその年だけこの月が2回します、つまり閏月がある年だけ13ヶ月となります。実際この暦法が最も科学的でも言えます、中国が農業大国のため、いつ何をすべきかを徹底的に指導するために誕生しました。
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